2008年12月31日水曜日

年末のご挨拶

今年も残すところ、あと僅かとなりました。
本年中は、皆さまより多くのご意見やご相談など頂き、私どもにとって大変有意義な活動に結びつけることが出来ました。この場で、皆さまにお礼申し上げます。

新年は、この12月に新たに特別研究員となられた、Almondさん、Memoさんの活躍もご期待下さい。
Almondさんは、Kira Japanの事務局長で、英語のスペシャリストです。海外のセカンドライフを活用した事例などを紹介頂けるでしょう。
Memoさんは、社会学を研究されており、今後、仮想世界が現実社会とどう係わり、どのような影響を与えていくのかなど、社会学的見地からお話し頂けるでしょう。
勿論、お二人ともセカンドライフ内での活動もされておられますので、それらのレポートも楽しみです。

セカンドライフをはじめとする仮想世界が、現実社会と相互に関係を持ちながら、結果として現実社会に貢献・還元できる事案を創造していけるアクセシビリティな仮想世界になることを願って、新年も活動して行く所存ですので、一層のご支援を賜りますよう研究所スタッフ一同心よりお願い申し上げます。

では、皆さま良いお年をお迎え下さい。

COM LABスタッフ一同

★お読み下さい。
本年は「バリアフリーな仮想世界」と表現しておりましたが、新年からは「アクセシビリティ(accessibility)な仮想世界」に変更致します。
アクセシビリティは、バリアフリーと同じく、誰も(高齢者、障害者、社会的弱者なども含む)が、様々なサービスや製品、施設などを支障なく利用できることを意味しますが、日本で言うバリアフリーより、円滑なコミュニケーションについても実現するという意味合を含みます。これに加えCOM LABでは、人種や宗教、文化による差別のないことも含んだ意味とします。

2008年12月29日月曜日

SIM談義のあとに

こんばんは。今日は起きたら栗きんとんを練る予定のAiaiです。

私が土地を借りているGunma johocity JapanというSIMは、普段ご近所同士の交流はほどよい程度で大勢で集まることは少ないのですが、先日めずらしくSIM住人の皆さんが集まっていると声をかけてもらって、おしゃべりを楽しんできました。


じゃぱらんどの閉鎖について関心を寄せる人が多く、話題はセカンドライフの未来やSIMの企画・運営などにも及びました。
誰からともなくみんな並んで記念撮影が始まったのは、いつまで在るかわからないこの場所を記録にのこそうという思いが生まれたからかもしれません。


取材や友人を介して、今年もインワールドで多くの人に出会いました。
1年もしくはそれ以上セカンドライフを楽しんでいる人も多く、そうした中には、この世界のいいところや難しいところを知り、そのうえで自分が心地よくいられる環境を確立しマイペースで楽しんでいる、「セカンドライフをすっかり自分のモノにしている」人がとてもたくさんいると感じました。
そんな熟練の?住人もいっぱいいるこの世界、これからさらに楽しいことがたくさん生まれるのだろうな、と思っています。

RLでもSLでも暗いニュースばかり聞く年末ですが、それでもやっぱり来年も、どんなおもしろいことに出会えるのか楽しみにinできたらなと思います。

2008年12月28日日曜日

しめ縄と笑門

こんにちは、hisaです。

いよいよ、今年もあとわずかとなりました。
年末、仕事は休みですが、大掃除、買物、洗車など、のんびり出来ないのが年末ですね。
昨夜、ジョンソン所長に呼ばれ、「セカンドライフと言えども新年を迎えるのだから注連飾り(しめかざり)を準備するように」と言われ早々に準備し、飾りました。

12日に発表された今年の漢字「変」、日本では首相が代わり、変革を掲げ次期大統領に決まったオバマ氏、同じく日本も政治の変革を求める声が大きくなり、環境問題や食の安全に対する意識の変化、米国のサブプライムに端を発した経済の変動など、様々なことが変わり、変わろうとした年でした。
特に経済の急激な減速は、日本社会に暗い影を落とし、厳しい年越しとなります。
今、世界は大きく変わろうと苦悩しているように想います。大変な一年になるとは想いますが、次世代に良き社会を残すために、頑張っていきましょう。
注連飾りは、このような時こそ笑顔を忘れず、こって牛のごとく2010年を良き方向への変化の年とし、笑顔が溢れる社会を目指し「笑門」のお札付きのものにしました。

麻生さん、眉間の皺なしに話せないのでしょうかね。あの眉間の皺が、政治を混乱に導いてるような気がして・・・。

2008年12月27日土曜日

新規ユーザー獲得に向けて
セカンドライフ公式サイトがリニューアル!

「もういくつ寝ると〜♬」と歌いながら、時間を無駄に過ごしているYabushです。

hisaさんのエントリーとダブってしまいましたが、セカンドライフ公式ウェブサイトがリニューアルしたと知って早速、行ってみました。

なんだ、いつもと同じじゃん……

「いったいどこが変わったんだ?」ともう一度、12月23日付け公式ブログのエントリー Redesigned Second Life Homepage for new visitors going Live を読み返してみた。

タイトルに"Homepage for new visitors"とあることからもわかるように、今回はサイト全体のリニューアルではない。新規ユーザーのために、トップページと登録ページのデザインを変えたという。デザインしたのは米国Big Spaceship社で、ユーザーインターフェイスでは定評のある会社らしい。

公式ウェブサイトにログインすると、アカウントの明細や取引記録、オンラインの友だちの確認などができる。そこで自動的にログインするようにしてあることを思い出し、いったんログアウトしてみた。そしてトップページをリロードすると……。


まるで別の会社のウェブサイトみたいだ!

黒い背景に、まるでアルバムのようにアバターやセカンドライフ内の光景を撮ったスナップショットが並んでいる。このページはおなじみのFlashで作られていて、画面下の白いスライダーを左右にドラッグすると、アルバムは左右にスクロールする。今までとはまったく違うデザイン。一般的なFlashだが、なかにはFlashのプラグインがインストールされていないブラウザーもある。そこで、リンデンラボでは、Flashがインストールされていなくても表示できるページも用意しているという。



それぞれのスナップショットは、クリックするとひと回り大きくなって、下にキャプションが表示される。スナップショットを順番に見ていけば、セカンドライフでどんなことができるのか理解してもらえるはず、ということだろう。

デフォルトアバターもリニューアル!?

キャプション右にある「GET STARTED」ボタンをクリックすると、ユーザー登録ページに移動する。この登録ページも、新しくなった。以前に比べるとシンプルで分かりやすい。最初に選ぶデフォルト・アバターも、前と比べれば洗練されている。これならいきなり雑踏に放り出されても、それほど恥ずかしくない……たぶん。



去る9月、リンデンラボは、従来のSLurlを改善したDirect SLurl (ダイレクトスルール)を発表した。SLurlは、ウェブページのアドレスを表すURLと似た仕組みで、セカンドライフ内の特定の場所にテレポートするとき使う。Direct SLurlはそのSLurlの拡張版で、ウェブサイトの新しいトップページや登録ページ同様、新規ユーザーを意識した新機能だ。

従来、新規ユーザーは、ユーザー登録を済ませ、ビューアをインストールしてセカンドライフにログインすると、まずビューアの操作を学ぶためにチュートリアル島に降り立つ。ところが、ユーザ―調査をしたところ、このチュートリアル島が不評だった。すぐにでも目的地に行きたいのに、「なぜこんなところで時間を費やさなくてはならないんだ?」という意見が多かったらしい。この不満を解消するために設けられたのがDirect SLurlだ。

Direct SLurlで新規ユーザーも目的地へ直行

仕組みはこうだ。まず、イベントなどの場所を、Direct SLurlで相手に伝える。ブラウザーでこのDirectSLurlにアクセスすると、まだユーザ―登録をしていない場合には、ユーザー登録ページが表示される。そしてユーザ―登録してインストールしたビューアを起動すると、イベント会場に直接、ログインできるのだ。

でも、それじゃあ、ビューアの操作法がわからない……

ごもっとも。そこでリンデンラボは、まだあまり知られていないようだが、ビューアにチュートリアル機能を付けた。メニューバーから[ヘルプ]-[チュートリアル]を選ぶと、ビューア内に小さなウィンドウが開く。これがチュートリアルウィンドウで、ビューア操作の基本を学べるようになっている。しかも、このチュートリアルは最初から日本語化されている。



チュートリアルウィンドウは表紙も含めて9ページ構成だから、学べる項目は8項目。はたして、それだけでビューアの操作が本当にわかるようになるんだろうか? 詳しくはチュートリアル島やヘルプ機能で学んでほしいということなのだろうが、正直これでは少なすぎる。

今年4月にCEOがM LindenことMark Kingdon氏に代わって以来、リンデンラボではさまざまな改革に取り組んでいる。M氏の発言に何度も "first hour” experience という表現が出てくることからもわかるように、その重要課題のひとつは新規ユーザーの獲得と定着だ。

だから、今回のウェブサイトのリニューアルも新規ユーザー向けで、既存ユーザーがアクセスするページのデザインには今のところ変更の予定はないという。

それはいい。だが、ひとつ気になることがある。ローカライズだ。新規ユーザー向けトップページも登録ページも、今のところ英語版しかない。公式ブログの12月15日付けエントリー"Second Life: Testing a new home page this week" を見ると、数週間以内にすべての新規ユーザー向けに登録ページをローカライズすると書いてある。

公表したからにはきちんと実行してほしいと思うが、ちょっと待った。では、トップページのローカライズは? 写真中心で文章はほとんどないものの、このままでは英語圏以外のユーザーに敬遠されるのは目に見えている。Flashを採用した斬新なトップページも、早急にローカライズしてほしい。だって、Philip Rosedale会長もよく言っているように、セカンドライフユーザーの6割以上は非アメリカ人なのだから。

丑年は第二創業期となるか

こんにちは、hisaです。

セカンドライフの日本語ホームページのトップで使用されている画像が、11月から替わっているのは皆さんご存知だと思います。替わったといっても、元に戻ったと言った方が正しいかもわかりません。
今日のお知らせは、英語版のトップページが大幅にと言うより、全く異なるものに変更になっていました。

ショーケースのスナップショットが並んでおり、テキストは最小限にしてあります。本当に今までとは大違いです。つまり新規ユーザー獲得を前面に押し出したトップページとなっており、セカンドライフで出来る事を直感的に知らせ、即、登録という流れにしてあります。全体としては、トップページ以外は大きな変更はなさそうですね。

年末年始の休暇中に、新規ユーザー獲得を計画したのでしょう。しかしながらローカライズは出来ていませんでした。この辺りが、英語圏以外のユーザーに不満を与えてしまうところなんでしょうね。
確かに利用時間合計で見ると約40%が米国ユーザーで、次いでドイツ9.55%、イギリス6.61%、日本5.59%、フランンス5.38%と圧倒的に米国ユーザーの利用が多く、当然そこには潜在的ニーズも高いと考えられますからしょうがないのでしょうけどね。(利用時間とユーザー数は、イコールの関係ではありません)
とはいえ、世界にユーザーがいるわけですし、リンデンラボがホームページを開設しているドイツ、韓国、フランス、日本については、同タイミングで変更して欲しいものです。最低でも登録画面に言語選択が可能となっているようにはして欲しいものです。
リンデンラボが自身のサービス「セカンドライフ」を見つめなおし、技術者集団の企業から、サービス提供企業として自覚し、変わろうとしている一端が一つの結果として現れたことは良いことではないでしょうか。
新規ユーザーの獲得、既存ユーザーの満足度向上と、大きな目標を同時にやって行かなければならない大変さは十分に理解できますし、インターネット上のサービスだけに、サービス開始と同時に世界規模で行っていかなくてはならない大変さも十分に理解できますが、来年は丑年、ぐっと踏ん張ってローギヤーで確実に前進して頂きたいですね。「スピード感もって」と、付け加えたいところですが、来年一年は辛抱しましょう(個人的には)。

2008年12月26日金曜日

現実社会と変わらぬ価値観

こんばんは、ジョンソンです。

ジャパランドさんの突然のシム閉鎖に対する、日本人シムオーナーの方々の素早い救済計画の発表。また、リンデンラボのユーザー救済処置としてのシムの利用延長と、ユーザー側に立った双方の素早い対応は、日本人シムオーナー及びリンデンラボへのユーザーの信頼を高める事となるでしょう。
セカンドライフ内で創造されたさまざまなオブジェクトは、他の仮想空間サービスで提供されている家や衣服とは異なり、現実社会に近い価値観が存在します。
それは、セカンドライフ内で提供されている全てのオブジェクトは、ユーザーが創造したもので、他の仮想空間サービスの場合は、サービス提供側が提供したものです。

そういった意味で、今回の救済計画は、単に家財や商品を守るだけではなく、金銭的価値以上に、そのものに対する創作物としての価値や愛着を守ったと言えるのではないでしょうか。
今回のリンデンラボ及び日本人シムオーナーの方々の救済計画は、高く評価されるものと考えます。
ユーザーの立場に立って、スピード感を持って対策を考え実行する。混迷する現実社会の政治もこうあって欲しいものですね。

2008年12月25日木曜日

Footprint Hunt今日まで!

メリークリスマス!
クリスマスもお仕事なAiaiです。毎年そんな感じです。

COM LABにもポスターを設置しているFootprint Hunt、本日23時59分まで開催中です。
お店のどこかにあるジンジャーマンかソックスを探してbuyすると、ギフトと次のお店のランドマークが入っています。
参加全28店を回ると、30点以上?のギフトがいただけるというハントイベントです。
スタート地点のSLURL: http://slurl.com/secondlife/Oltonfell/218/129/54

先日も友人たちと楽しんできました。
しかし公式ブログには「朝から回れば昼すぎにコンプできるかも??」と書いてあったのに、私たちはゴールまで3日もかかってしまいました。下手すぎる。。


いただいたギフトのごく一部です。
左のキレイ色のプリントドレスは、C'est la vie !のギフトです。袖が3パターンも入っているのでいろいろな着こなしが楽しめます。
右のデニムはLikeAで、またNEKO耳としっぽは!*G^G*! でいただきました。
デニムは裾プリムが3パターンも入っているし、NEKO耳としっぽはぴくぴく動くのがかわいいのです。
参加店の皆さん太っ腹ですね!本日いっぱい楽しめますので、お出かけになってはいかがでしょうか!
私たち並みにトレハンが下手でなければ、まだまだコンプリート可能だと思います。


ではでは皆さま、どうぞすてきなクリスマスをお過ごしください!

2008年12月24日水曜日

デジタルと和み

こんばんは、イブなのに一人で過ごしているhisaです。

イブらしい気の利いた話題もないので、面白いHPを見つけましたので紹介します。
セカンドライフは、環境、時間を共有すると共に、全てにおいてボーダレスを可能とし、社会性を持つことが可能なインターネット上のプラットフォーム、近い将来、現在のWebサイトと共に共存していくと考えています。
Webサイトは、テキスト、動画を中心に情報を伝えていく事が主な機能ですが、近年、インタラクティブなWebサイトも目にすることが増えてきました。「何となく楽しい」、「何となくほっとする」など、見て、触れる(操作)ことで気分転換が出来るものが多いのかなと感じています。
そんな中、今まで経験してきたものとは少し異なるWebを見つけました。

花卉事業を展開する三重県の企業が、水への思いを人気映像作家 丹下紘希さんに依頼し、製作されたものです。
タイトルは「気持ちの川」、心落ち着かせる音楽と日本の情景をシンプルにデザイン化しています。単にデザインや音楽だけではなく、水への想いを書き込む事が可能で、書き込んだ文字が流れとなって、表情を変えながら山から海へと流れていきます。このWebで体感して感じることと、セカンドライフで夕日の綺麗な場所でボーっとしている感覚とは何だか似てるような気がします。

双方ともインターネット上につくられたデジタルな世界、しかし、心和む時を提供してくれます。今後、インターネット上のサービスなどに求められる要素の一つとして「和み」は重要なのかもわかりませんね。
そっか、これがジョンソン所長が言っていた文理融合なのかな?

皆さんもこのWebにアクセスして、和みながら文理融合とは?を考えては如何でしょう。

2008年12月23日火曜日

初めまして&「セカンドライフ 仮想コミュニティがビジネスを創りかえる」読書会のお知らせ

新しく研究員として参加させていただくことになったmemoと申します。
バックグラウンドは社会学で、なんかこう…論文でも書きたいなーと思いつつ、ぶらぶらと素で遊んでおります。
自分のblogとして、「仕事用のめもとか。」をやっていたりします。

今回は自己紹介ということで、SSを引っ張りだしてみます…


本格的に始める前のSS。2008年5月のものです。
2008年2月に登録したものの、最初の島から脱出できずに放置していたのですが、たまたまWebで見たKUMAMOTO SIMにテレポートし、フリーショップでいただいた着物をどうにか着付けたところです。
この時はプリム髪というものを知らなくて、どうやっても思うような髪型にならずにムキー!でした。
現在はオリエンテーションのやり方が変わっているそうですが、当時はこのあたりで行き倒れたままになってしまった方も多かったのではないかと思います……
blogに「なんでこんなにわけわからんの?」とSS交えてポストしていたら、気の毒に思ったSecond Lifeユーザーの方がちょっと来いということで、髪やら服やらの買い方から編集方法から教えていただいて、ついでにSecond Lifeユーザーの多いミニブログ「wassr」も登録せいということで教えていただいて、現在に至ります。


2008年12月。
服は破扇堂(400L$ wassrの他の方のSSで一目惚れして速攻買いにいった)、スキンと目玉はRED GRAVE「SAKURA」(スキンに悩んでいる時にwassrで知り合った方からいくつかお店の候補をいただいた中から)、髪はフリーのもの(slmameの告知で)です。






比べてみるとアバターに歴史あり、という感じですね。
振り返ってみると、なんで思った通りにできないのー!から、お買い物楽しい!に変わったのは、slmameだったりwassrだったり、Second Lifeに関連した外部webサービスをチェックするようになったのが大きいかな、と思います。
逆にいうと、inWorldのみで完結して遊んでいらっしゃる方の遊び方が想像できないですが…

ところで、最近、「The Making of Second Life」(邦題「セカンドライフ 仮想コミュニティがビジネスを創りかえる」)の読書会に出席させていただいてます。
本は、リンデンラボやディベロッパーと契約を結んでSecond Life内のさまざまな出来事をレポートしていたジャーナリストの方が書いたもので、ローズデールの生い立ちから始まって、β時代、Second Life内でのさまざまな事件が紹介されています。
既にだいぶ進んでいるのですが、5回目が12/29(月)日本時間の22:00〜に行われる予定です。
この日は帰省してしまうので私は出席できないのですが、趣旨や告知は、主催者のメルティングドッツ・山田さんのblogから。
5回目は最後のあたり、アバタービジネスの展開に触れることになることと思います。
読んでいなくても一応話がわかるように山田さんの方から解説がありますので是非。
これまでのまとめ(「バーチャル読書会」)も別途用意されています。


ではではよろしくお願いいたします。

2008年12月22日月曜日

「Christmas Present」展開催中

こんにちは、ジョンソンです。
Dec19.08
うそですうそですAiaiです。

HALFMOON GALLERYにて、個展bark Aabye「Christmas Present」、12月25日まで開催中です。
SLURL: http://slurl.com/secondlife/ARK/29/122/21
BLOG: http://magmag.slmame.com/

リアルでフォトグラファーをされているbark Aabyeさんが撮られた、81人ものアバターのポートレイトが展示されています。
そしてポートレイトからは、それぞれのモデルの方々が制作されたプレゼントを受け取ることができます。


日頃から、操作する人の個性がさまざまなかたちであらわれるアバターに興味があり、おもしろく眺めていましたので、今回の個展はたいへん楽しみにしていました。
プロのフォトグラファーが切りとったアバターの表情と、そのモデル自身が制作した作品。
その両方にまとめて触れられるこの展示は、「そのひと自身」を鮮やかに伝えるとても楽しい表現だと思いました。

リアルでフォトグラファーとお仕事させていただく機会がありますが、その見えないものを見る目にいつも敬服します。
そのプロの目がとらえたアバターの世界。
ギフトまでたくさんいただけて、とても興味深くまたうれしいイベントでした。

2008年12月21日日曜日

師走に第九を楽しめる贅沢

こんばんは、hisaです。



昨夜はLinen Labとしては珍しい、気の利いたログイン画面で始まりました。
COM LABのYabshiさんとAiaiさんの三人でフォンタナ・オーケストラの定期演奏会に出かけました。



昨年、特別に用意された2つのシムを使い、観客、演奏家で100人を超える住人が時を共にし、感動的な演奏会から一年、その時に演奏されたのが第九でした。
そして一年、現在のシム、フォンタナ・ミュージック・タウン(FMT)に本拠地を移し、フォンタナ・オーケストラが、今年最後の定期演奏会を第九で締めくくりました。
セカンドライフで100人を超える住人が、毎月音楽を通して同じ時を過ごす、まだ1年ですが、この事実はセカンドライフの歴史に残る活動へと繋がるでしょう。

FMTをつくり育て、セカンドライフの可能性を示してくれた、フォンタナさん、ラコさんに、皆さんの盛大な拍手をお願いします。
演奏者の皆さん、FMTを支えるスタッフの皆さん、素敵な夜をありがとうございました。
来年、FMTの一層の飛躍と、われわれに素晴らしい音楽をお願いしますね。

2008年12月18日木曜日

25ansパーティ大盛況!

こんばんは。リアル取材の影響でにわかに日本の未来を憂うAiaiです。

さくらちゃんの投稿でもご案内した、25ans X’mas Partyにお邪魔してまいりました。
さすが『25ans』のパーティだけあって、会場はゴージャスにドレスアップした美女でいっぱい!
ピアニスト宇喜多 幸さんのスペシャルコンサートでは、スローダンスを楽しむカップルもいたりと会場はたいへん盛り上がっていました。

さらに高額賞金が当たるビンゴ大会なども行われ、その模様はリアルの『25ans』誌面でも紹介されるそうです。
ドレスやガウンの美しさはもちろん、ヘアスタイルやジュエリーとのコーディネイトが皆さん個性的で楽しく、とても見ごたえがありました。
パーティファッションのご参考に、ぜひぜひチェックされてはいかがでしょうか!

ところで、今回のパーティはドレスコードがFormalということで、わたくしたちもとっておきのハレ姿で参加いたしました。
左から、カメラマンもされていたYabushさん、いつもCOM LABに遊びに来てくれるMogmogさん、Aiai、hisaさんです。

男性のタキシードはなかなか見つけにくいアイテムだそうですね!
パーティシーズン本番に向けて、COM LAB特別研究員おふたりのタキシードが気になる方は、COM LABまでどうぞお気軽にお問い合わせください。

2008年12月17日水曜日

現象学

おはようございます。hisaです。

昨夜のKira InstituteのCafeでのテーマは「現象学」。

先週から続いているこのテーマなんですが、私はお休みをしたので、何が何だかさっぱり分かりませんでしたが、簡単に言うと以下のような事を基本に話が進んでいました。

「ある人が~ある事を~経験する」
「主体~客体~行為」
「私は~テーブルを~見る」
「彼は~ボールを~投げる」

セカンドライフで考えると、アバターは現実社会の僕にとっては客体ですが、例えば「道具を自身の手足のように扱う」と言いますよね、つまりアバターの操作に慣れ、自由に動かせれば、アバターは限りなく主体になります。
では、自身の心はアバター操作に慣れていなくてもアバターの心=現実社会の自身の心ですから、精神の面では最初から主体なんですね。訳わからなくなってきますよね。
現象学の実証について、科学的、物理的、数学理論、社会学的など、何によって解明するのか?されるのか?など、現象学を実証する方法についても話しがおよび、どの分野からのアプローチが適切なのかなど、脳みそはオーバーヒート。
その上に英語が混じり、現象学の話にはオランダ語が良いのですなど、この年で知恵熱が出るのではと心配してしまいました。
ん〜、僕の脳みそが100gとしたら、他の参加者は1トンはあるんじゃないでしょうか。
ご興味のある方、是非とも参加を!! 参加は左のバナーから



日本のみならず、世界からアバターが集まって学問話、早く楽しめるようにと思いつつ、何をしたら良いのか分からない僕でした。

2008年12月16日火曜日

第九、今年もセカンドライフで

こんばんは、hisaです。

今年もセカンドライフ内、フォンタナ・ミュージック・タウン(FMT)で、第九のコンサートが開催されます。
昨年も行われた第九のコンサート。3時間前から客席で待っている人がいたほど、話題になったコンサートでした。それ以降、月一回のペースでオーケストラの演奏会を続けてきており、毎回満員の聴衆を集めています。
一年の締めくくりとしての第九、皆さん、是非ともお出かけ下さい。

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フォンタナ・ミュージック・タウン
第八回定期演奏会
FMT第九コンサート2008

日時:2008年12月20日(土)22:00
場所:Fontana Music Town 188,116,22
演目:交響曲第9番第4楽章(合唱つき)
   (ベートーヴェン作曲)
演奏:フォンタナ・オーケストラ
入場:無料
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セカンドライフを代表する音楽グループとして、ここ一年で大きく発展した裏には、楽器、ステージ衣装を制作した方々、コンサート運営に協力している方々など多くのボランタリースタッフに支えられてきました。加えて、東芝さん、マグスルさんの継続的な協力。
二人の女性の思いが、これほどまで多くの方々の心を動かしたことにも感銘をうけます。
ステージに立つ演奏家の方々、素晴らしい演奏をお願いしますね。

Fontana Music town 便り:http://philhax.slmame.com/

2008年12月14日日曜日

25ans X'mas Partyのご案内

こんばんは。助手のさくらです^^

さらにさらにクリスマスが近づいてきましたね!
インワールドでは見逃せないイベントがめじろ押しで、COM LABもイベントポスターでいっぱいになってきました^^

その中からまず、25ans X'mas Partyのご案内です。
今週12月18日、とても美しくてゴージャスなリアル雑誌「25ans」のSIMで、盛大なクリスマスパーティが催されます。
コンサートや、豪華な賞金の当たるコンテストやビンゴ大会など、すてきなプログラムがいっぱいです。
COM LABも少しお手伝いをさせていただきました^^
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25ans X'mas Party

日時:12/18(木)21:30~
ドレスコード:Formal

プログラム1:ピアニスト宇喜多 幸さんのスペシャルコンサートに注目!
プログラム2:初代ドレスアップ女王を決めるファッションコンテスト!
プログラム3:賞金総額L$6,000のビンゴ大会を開催!
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師走の多忙を忘れ、とっておきのロングドレスで美しい音楽を楽しむ優雅なひととき、素敵ではないでしょうか^^
もちろん超高額な賞金も、とてもとても魅力的ですけれども!
どうぞみなさま、今年一番のお洒落で、ぜひぜひお出かけくださいませ^^

2008年12月11日木曜日

SLのカンニングペーパー

こんにちは、hisaです。

Kippieさんと言う方が作られた「Second Life Viewer Cheatsheet」なる、便利なものを見つけました。既に、リンデンラボのTorleyさんがSecond Life Blogでも7/30に紹介されています。
日本語で言えば、セカンドライフ・ユーザーのための、お手元便利シートとでも言えば良いのでしょうか。セカンドライフ・ビューアのショートカット・キーをまとめたものです。英語ですが、既にユーザーの方は十分に理解できると思いますよ。初心者の方や、これから始めようという方のために、日本語にしようかなと思いましたが、まずはご紹介と思いお知らせしました。

参照ページ:http://www.kippiefriedkin.com/2008/07/25/second-life-viewer-cheatsheet/


一部、チャット・ウィンドウを閉じていないと出来ないものや、ビューアのアプデートに伴い、変更になったいるようなとこもあるようです。
PDFで公開されていますので、ダウンロードされてお使いになられてはいかがですか。
※印刷される時は「用紙に合わせる」を選択して印刷して下さい。

2008年12月10日水曜日

SLって広い!~POE HUNT~

こんばんは。11月あたりから記憶があんまりないAiaiです。

やっとPeace On Earth(POE)Hunt(リンクはブログです)に挑戦し始めました。
このとても大規模なイベントは「地球の平和」をテーマにしており、ホリディシーズンを機にセカンドライフというグローバルな世界を通して、文化の多様性を知り理解を深めよう。。といった趣旨で行われていて(申し訳ありませんが訳があいまいです。ぜひこちらの原文をご確認ください)、世界中から300以上ものお店が参加されています。
参加店舗にある小さな地球の形のオブジェクトをbuyすると、ギフトと次のお店のランドマークが手に入るシステムで、ギフトをいただきながらたくさんのお店を回ることができます。
今年いっぱい、12/31まで開催しています。

迷っていては回りきれないからでしょうか、小さな地球はおおむねわかりやすい場所に置かれているので、トレジャーハントが下手な私も楽しんでいます。

そして、やっと30店舗ぐらい回ったところですが、あらためてセカンドライフって広いなあ!と感じています。
見たことも聞いたこともなかった、でもとてもとても美しいSIMや、いろいろな意味でおもしろいお店がこんなにたくさんあるなんて。
SIMの数という意味での広さはもちろん、まさに多様性という意味での広さも実感しているところです。

左:ハンティングポイント#310 Fashion Research Institute, Inc.,
右:ハンティングポイント#239 [OMFG] The Forgotten City


全部回ろうと思うとやっぱりちょっと気が遠くなりますので、小さな旅などするつもりで、ちょっとのぞいてみてはいかがですか。

2008年12月8日月曜日

SLで世界と出会う


こんばんは、hisaです。

以前にも本ブログで紹介しましたが、その後もYabushさんと二人で出かけているミーティングがあります。米国・Kira Instiuteと いう研究機関が10月にセカンドライフ内に開設したKira Cafeです。一部のメディアでも紹介されていましたが、毎週火曜日22:00(日本時間)に「Kira Cafe 〜日本語の夕べ」が開催されており、テーマを決めたフリーディスカッションや研究者の方々を招いてお話を聞いたりと、大変楽しい集まりです。
Kira Instiuteとは「コンテクストの中にある科学」を議論しようと、11年前に米国で設立された研究所です。Kira Cafeの中心となって活動されているのは、米国・プリンストン高等研究所の宇宙物理学教授であり、学際研究プログラム責任者でもあるPiet Hutさんです。(とても穏やかなかたです)

この集まりで、Pite Hutさんが研究されていることについて、お話を伺いましたが、大変興味深いものでした。といっても所詮セカンドライフ一ユーザーですから「へ〜。凄いな〜。」しか言葉は出ませんでしたが、オープンシムを活用した宇宙物理のシュミレーションです。2つの銀河系がぶつかったり、ブラックホールに銀河系が吞み込まれる様をシュミレーションしたものを見せて頂きました。とは言え、世界には様々な研究をされている方がおられ、その研究者の方々にお会いできるだけでも、セカンドライフのおかげだなと、つくづく思うしだいです。


Kira Cafeは、研究者の方から一般の方まで幅広く受け入れてくれ、参加されている方も気さくな方ばかりですので、皆さんもさんかされては如何でしょう。以下にKira Cafeのスケジュールをお知らせいていきます。語学の勉強にもなりますよ。

■Kira Cafeスケジュール(毎週)※時間は全てSLT
  • 月-オランダ語での夕べ/1:30pm
  • 火-日本語での夕べ/5am(日本時間毎週火曜日22:00〜)
  • 水-ドイツ語での夕べ/1:30pm
  • 木-フィンランド語での夕べ/12:00noon
  • 金-フランス語で夕べ/1:30pm
セカンドライフ、そこにはさまざまな事柄が隠れています。それを見つけだすのは皆さん自身です。勇気を持って最初の一歩を踏み出せば、今までに経験した事のない新たな体験が皆さんを待っています。
Yabushさんとわたしにとっては、楽しい集まりとなっています。これからも可能な限り参加していきますで、Kira Cafeでお会いしましょう。

Kira Cafeの紹介


2008年12月6日土曜日

祇園と豆の木

ログインをユニバーサル化するFriend Connect (Google)とFacebook Connect。今や無敵のGoogleに真っ向から勝負を挑んだ格好のFacebookですが、この2社の動向に野次馬精神をかき立てられているYabushです。


とうとう祇園(Gion Project)が幕を降ろしてしまいました。SIMオーナー、Sammyさんのブログ「GION PROJECT プロデューサーの独り言」に終了の告知が載ったのが10月13日。まだ1ヵ月半以上あると思っていたのに時間のたつのは早いもので、11月22日にはファイナルライブ「祇園終宴花霞(ぎおん・ついのえん・はながすみ)」が開かれ、それからあっという間に11月が終わり師走になってしまいました。

Yaz Rockettさんの2時間におよぶ迫力のライブ。SIM滞在者は最高時でなんと83名!

最後にもう1回、歩いておこうと思い、11月30日午後11時にGionに行ってみました。地図を見て驚いたのが、SIMにはまだ20名近い人がいたことです。同じように最後の散歩を楽しんでいるようです。しばらくあちこち歩き回っているうちに、日付が変わって12月1日午前0時。SIMには、まだたくさんの人がいます。皆さん、名残り惜しいんですね。


Sammyさん、どうやら11月30日にSIMを閉鎖するのはあきらめたようです。だって、これだけたくさんの人が最後の散策を楽しんでいるんだから、閉めるに閉められなかったんでしょう。

Gionがなくなると知った次の日、一度行ってみたい思っていたBeanstalk(豆の木)が見つかりました。Beanstalkは、セカンドライフではじめてユーザーが作ったといわれるコンテンツで、イギリス民話『ジャックと豆の木』に出てくる豆の木のように天高く伸びた豆のツルのオブジェクトです。


セカンドライフが一般公開されたのは2003年6月ですが、リンデンラボはその前年からリンデンワールドという名称でベータテストを行っていたそうです。当初、関係者だけで行われていたベータテストに2002年3月、一般から募集したベータテスターが加わりました。Beanstalkはそのひとり、Steller Sunshineさんが作ったものです。

天高く伸びたといっても、高さは110メートルちょっと。セカンドライフの今の常識からしたら、それほど高いとはいえません。スカルプテッドプリムもなければ、プリムの加工やテクスチャーの質も現在のレベルから考えれば、とても初歩的なものです。

ところが、なんともいえず味がある。シンプルだから、反対にそう感じるのかもしれません。驚いたのは、Beanstalkにはゲーム的な要素があることです。豆の木の横に立っている看板をタッチすると、こんなことが書かれたノートカードが手に入ります。

私の目の前で、飛行せずに、葉っぱから葉っぱに飛び移りながら木の頂上まで登ったら500ドル進呈します! Steller Sunshine

当時はまだリンデンドルの仕組みはなかったはずだから、500ドルってUS$500? ただし、今でもこのゲームが続いているかどうかはわかりません。

リンデンワールドで作られたBeanstalkは、やがてセカンドライフの世界で復元されました。場所は、メインランドの中にあるWelsh SIM。座標まではあえて書きません。頭か足を使って探してみてください。すぐ見つかりますから。Beanstalkはセカンドライフの歴史的資産として一見の価値ありです。皆さんもぜひ一度、行ってみてください。

復元……そうだ、GionもBeanstalkのように、どこかに復元できないものか? このまま姿を消してしまうのは、あまりに惜しい。そう思いませんか?

現在、セカンドライフを取り巻く環境は、決して楽観的なものではありません。そこでSammyさんは、セカンドライフに見切りをつけてSIMの閉鎖を決めたのではないか。最初はそう思いましたが、どうやら違うらしい。

「祇園でやりたいことは、すべてやりつくしました。仮想世界はどんどん進化してるから、新しいことをやっていきたい。祇園がすたれていくのも見たくないし、惜しまれて消えていったほうがいいと思って」

ちょうどBeanstalkを見ていたときにSammyさんからIMがきて、こんな話を聞きました。Gion終了は、新しいSIM作りをするためだったようです。

そこで思いついたのが、SIMの景観データのアーカイブサービス。建物や自然、家具や乗り物など、SIMに設置したすべてのオブジェクトをアーカイブして保存するサービスです。そして、別に用意した空のSIMに、1週間とか1ヵ月とか期間を限定して復元するわけです。

春にまたGionでお花見をしたいし、もう一度、Kiyomizuで演奏するYaz Rockettさんのライブを見たい。

セカンドライフの特性を考えると、このサービスを提供できるのはリンデンラボしかありません。「是非、ご検討いただきたい」と、声を大にして言いたい! リキんでも意味ないですね……。

そしてSammyさん、新しいSIM、楽しみにしてます!

2008年12月2日火曜日

仮想空間の生命線は社会性

こんばんは、ジョンソンです。

既に日本でもニュースとなっていますので、ご存知の方も多いと思いますが、米・フロリダ大学が連邦補助金を受け、外交官向けシミュレーション(模擬訓練・仮想体験)SIM「The Second China Project」の構築を行いました。文化や商習慣などが大きく異なる中国に、外交官として赴任する前にセカンドライフで、中国を体験し、学ぼうと言うものです。また、構築に当たっては大学の研究者はもちろん、メディアの方々など幅広い中国経験者がが協力したようです。

胡弓に聞き惚れる私とタクシーに乗る練習をしている私です。
 
ビデオ:http://cero11.cise.ufl.edu/~webmaster/Media/scvideo.html

以前hisaさんが、セカンドライフでのシミュレーションについて紹介していましたが、事前に体験することで、その対応方法を学んだり、実際にその場面に遭遇したときに落ち着いて対処できるなど、活字で学ぶことも重要ですが、アバターと言えども体験するといことは大変効果の高いものだと考えます。
例えば、NASAでは宇宙空間での活動を、高精度、高機能のシミュレーション機器で、何度も繰り返し体験させます。
宇宙飛行士のコメントでも聞かれるように「地上で十分に訓練を積んだので、自信を持って行えました」これはシミュレーションを何度も何度も行ったと言うことです。
ここで重要なのは、「自信」という言葉です。
皆さんも経験がおありだと思いますが、入社後の研修では、電話対応や接客など、業種・職種によって、さまざまな研修が行われます。その後、OJT(ON THE JOB TRAINING)、実際の仕事場で訓練したことを行い、晴れて社会人デビューとなるわけです。
シミュレーションは、単に仕事の手順を習得するのではなく、精神的に落ち着いて対応するということも重要な要素です。

日本では、総務省がセカンドライフを活用し、防災イベントを実施されました。その担当者の方にお会いした際におっしゃっておられましたが、将来的には避難シミュレーションの構築を行いたいとのことでした。
一つの町をセカンドライフ内に構築し、火災や事故が起こった場所によって、指定避難所(学校などが指定されていることが殆ど)まで、どのようなルートで避難すればよいかを事前に知っておくためのシミュレーションを構築したいとおっしゃっていました。これも避難ルートを幾つも知っていることで落ち着いて行動ができ、避難所に行けば、ある一定期間安全が保障される事を知っておくことも、落ち着いた行動に繋がると考えられます(家長ともなるとなおです)。
ともあれ、訓練は何事でも必用です。現実社会では、さまざまな制約で十分に出来ない訓練でも、セカンドライフを活用することで、十分な訓練ができるのであれば活用しないてはないのではないでしょうか。

セカンドライフでのさまざまなシミュレーション構築は、今後のセカンドライフの活用に大きな広がりを持たせてくれると共に、セカンドライフが社会と相互に関係を持ちながら発展していくための重要な活用方法の一つなのではないでしょうか。また、社会性のあるインターネット上のツール(サービス)であることの理解を広く認知して頂くのにも効果的な取り組みと考えます。

2008年12月1日月曜日

本当は可愛くないシム名の由来


こんばんは、hisaです。

ジョンソン所長が、セカンドライフ内に仮想研究所COM LABの開設を決め、このブログをスタートさせて、もうすぐ1年になります。
研究所開設に向け所長の支持のもと、土地探しに方々のシムに行ったことを思い出します。素敵な土地を見つけ、オーナーにCOM LABの事を説明し、契約したいと申し出ると、断れたこともありました(いまだにその理由は分かりませんが)。そして辿り着いたのが、今のpocopocoシムです。
当時は、住宅エリアには素敵な家々が建っていましたが、商業エリアには、オーナーのショプと何だか分からない建家が2つ程でしたが、寂しさは感じなく、穏やかな感じが漂うシムでした。今ではオーナーのお友達のシムとの連結など、7つのシム群となっています。どの建家をとっても質の高いものばかりで、オーナーのこだわりが感じられます。

 

話しがそれましたが、COM LABのあるシムの名前は”pocopoco”といいます。皆さんには「可愛い名前のシムに研究所があるんですね」と言われます。実は私もそう思ってました。
ところがです、オーナーに念のため名前の由来を聞いてびっくり、吉本興業所属の超ローカル芸人”島木譲二さん”のギャグである「ポコポコヘッド」が名前の由来だったのです。
まさに海坊主といえる巨漢の坊主頭のご本人が、2枚に重ねたアルミの灰皿を両手に持ち、自身の頭を叩きながら「どうや!!どうや!!どうや~~~~。」と言う芸です。
関西圏以外の人には、何が何だかさっぱり分からないでしょうね。その芸を見たとしても笑えるのは関西人だけだと思います。私自身、これでもか!と、言うぐらい見てきました。
皆さんも島木譲二さんには興味をもたれないとは思いますが、チャンスがあれば一度見てやって下さい。
少しだけですが、以下のYOU TUBEの21秒のところに出ています。

今年の夏頃から、賑やかになってきたCOM LABの周辺、クオリティーの高いショップや個人宅ばかりですので、少しづつ紹介していきますね。
お世話になっているオーナーにお返しせねば。