2007年12月17日月曜日

セカンドライフ初!! 感動の第九コンサート













フォンタナ・ミュージック・タウンと言う所があります。音楽の素晴らしさを多くの方々に体験して頂きたいとの事で作られた街です。主催するお二人は、12/6発売「セカンドライフ・マガジン」でも紹介された、fontana PhilbinさんとLacoppia Haxさんです。

街の紹介は別の機会にするとして、16日(日)22時からセカンドライフ初(?)のフォンタナ・クラシック・プレイヤーズ」と「Satokoオーケストラ」出演によるベートーベンの第九の演奏がMagsl(マグスル)「Stageシム」で行われ、多くの住人が集まった素晴らしい演奏会が行われました。

このオーケストラ・メンバーの皆さんは、現実社会で楽器ができる方ばかりではありません。またクラシック音楽に造詣があった訳でもありません。
メンバーの多くは、現実社会では実現出来なかった楽器演奏をSL内で実現し、音楽を通して多くの住人と出会い、また素晴らしい演奏の音源の元で、オーケストラ演奏の体験をしました。

オーケストラを盛り立てるために、楽器作りや衣装づくりのクリエーター、通訳、音源サーバー提供など、多くの住人がこのオーケストラを支援し、コンサート開催に向けてはデジタルハリウッドさんが撮影及びSL内でのストリーミング配信、フォンタナ・フィル・ハーモニーさんが音源提供、(株)マグスルさんは実施場所・ステージ製作などの提供と、多くの方々の無償の協力によって実施されました。

文字に書けば「音楽」と見慣れた二文字ですが、この見慣れた二文字に150人を超える住人が参加・協力し、多くの感動を共有したその事に、ただただ感動するばかりでした。
もちろんコンサートの企画から準備と音楽の素晴らしさを多くに人に体験してもらい、伝えたいと願い続けている、お二人の主催者の情熱があったことは言うまでもありません。

三次元仮想世界、そこは最新のデジタル技術の世界です。
しかし、そこでのさまざまな出来事は、仮想世界で起きた単なるバーチャルな出来事ではありませんでした。
そこは現実社会と変わりのない感覚で、情熱が伝わり、感動を共有できる空間でした。
インターネット上には、さまざまなコミュニケーションツーツ(プラットホーム)がありますが、セカンドライフは最新のデジタル技術で、我々に人間そのものが持つ「感情を伴った精神的思考」を現実社会とは異なった世界でも可能とする環境をインターネット上に創り上げたのだと実感しました。

セカンドライフ。それは最新のデジタル技術が生み出した、創造と共感のアナログ的(現実社会とかわりのない人間的)世界と言えるのではないでしょうか。

ブログとは思えない長文となりましたが最後に一言。
fontana Philbinさん、Lacoppia Haxさんはじめ、フォンタナ・ミュージックタ・タウンの皆さん、ご協力頂いた企業の方々、お疲れ様でした。
計画段階から善意が溢れ、それを素直に感じられたプロジェクトでした。
このような体験をできたことを、皆さんに感謝します。有難う御座いました。

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