2010年4月9日金曜日

Blue Mars ゆっくりと、確実に

こんばんは、hisaです。

昨夜、ちょっと怪しいBARで、Blue Marsを提供しているAvatar Reality,Inc.の社長である橋本和幸氏にお会いしました。コンタクトは、1年ほど前からあったのですが、お会いするのは初めてでした。

 

美しい三次元仮想世界として期待されている「Blue Mars」。Blue Marsの特徴は何と言っても、極めて高品位のグラフィック。描画の美しさ、しなやかなアバターの動きが、SLユーザーにとっては魅力的に感じてしまう仮想世界です。


ベータテストは、昨年より開始されており、現在、日本人ユーザーは100人程度とのことでした。楽しめる世界もテスト開始時の3カ所から14カ所に増え、着実に楽しめる世界が増えています。

Blue Marsの世界は、SLのように世界が繋がっていると言う感覚ではありません。広い世界に様々なテーマを持った仮想世界が独立して存在しています。また、一般のユーザーはSLのように気軽にモノづくりができません。個々の世界はデベロッパー登録した個人・企業などが一つの世界を構築し、一般ユーザーに公開します。

橋本氏は、「様々なテーマを持った仮想世界の構築を行う企業やデベロッパーなどの参入を促し、まずはコンテンツを増やすこと。つまりB to B。一般ユーザー獲得に動くのはもう少し先になります」と述べておられました。

また、面白いお話をお聞きしました。「セカンドライフの米国のデベロッパーが、Blue Marsで構築した世界は、セカンドライフなんです」と述べられ、その仮想世界を見せて頂くと、Blue Marsの良さを十分に引き出すことができていない、Blue Marsの中のセカンドライフがそこにありました。


橋本氏の印象は、いつまでも青年、と言った感じの素敵な方で、様々な質問に熱心に答えられていた姿にはBlue Marsにかける情熱と自信を感じました。

Blue Marsのデモを行う橋本氏(ぼけた写真ですみません)


<略歴 橋本和幸>
1986年日本シンボリックス株式会社で3DCG制作用ソフトウェアのサポートおよび開発に従事。1995年株式会社スクウェアで3DCG技術統括、ファイナルファンタジー7 3DCGスーパーバイザー。ホノルルスタジオで映画制作および技術開発を担当後、2000年より株式会社スクウェア執行役員 R&D担当、SquareUSA-CTO。 2002年よりElectronic Arts inc. Vice Presidnet Technology,New platformsとして次世代機向けの関連技術開発を担当。2006年Avatar Reality,inc.設立「Blue Mars」の開発を始める。創設者はテトリスの販売権を持つ、Henk B.Rogers氏。

一度お試しを:http://www.bluemarsonline.com/