2009年10月27日火曜日

ハロウィンのいたずら?COM LAB消滅

こんばんは。昨日、仕事で大量のクリスマスグッズを見て、一年が過ぎる早さに恐怖を感じたAiaiです。
先日、久しぶりにCOM LABにテレポしたところ、そのまま海に落ちたのでびっくりしました。地上に這い上がってみるとこんなことに。改築するとは聞いてましたが、こんな根こそぎ消すんですかー
あ、 でも次の日もう一度確かめに行ってみると、土台ができていて、建築中の建物もありました。しばらく工事中のようです。完成時にはお知らせがあるのではと思いますので、皆さま少々お待ちくださいませ。
さて、インワールドはかぼちゃ一色ですね。私はリアルではハロウィンを祝う習慣があまりなく、セカンドライフでその盛り上がりや意味を知ったくらいなのですが、インワールドではさまざまなイベントが行われたり、ギフトが届いたりするのもうれしく、ここ最近は全身かぼちゃ色でうろうろしたり、家を飾りつけたりして雰囲気を楽しんでいます。わかりにくいのですが、右手前の大きなカボチャ(座るとへこむクッションです)は5L$、中央奥のオレンジ色のチェアは1L$で共にLP2interiorのもの、回転するシャンデリアと壁に飾ったオーナメントは、雰囲気もすてきなPumpkin Gacha-Gacha Festivalの1回30L$のガチャガチャで手に入れたものです。
あとは10月31日当日までに、仮装の用意をしないといかんですね。

2009年10月19日月曜日

Kira cafeでSecond Lifeにどうやって住みつくようになったのか、ディスカッションをさせていただきます

働きにムラがありすぎる研究員、めも子です。普段働かないくせに連投すみませんすみません…

以前、KIRA cafe(http://kirajapan.org/)というSecond Life内サイエンスカフェ的な集まりで、名著『人はなぜ形のないものを買うのか』(野島美保 2007年)の読書会をさせていただいたのですが、その後むらむらと「MMORPGなどのサービスと比べると、サービス内価値の共有がしにくいSecond Lifeに定住できたヒトってどういう特徴があるんだろう? どういう体験をしたんだろう?」という疑問が沸いてきたのです。
1st worldで社会学なんぞをしているものですから、ちょっとこれは調査してみたら面白いかもしれん…と調査を妄想中なのですが、そもそも皆さんどんな風にSecond Lifeを始めて、どういう風に馴染んでいったんだろう…ということで、KIRA cafeでお時間を頂いて、お話伺わせていただくことになりました。
10/20(火)22時〜23時+αの予定です。

軽く『人は…』の内容を振り返って、その後どういう方向で自分がSecond Lifeを考えているのかお話した上で、いらした方にSecond Lifeを始めた頃、どこで面白いと思うようになったのかお伺いしていければと思っています。
Second Life住人の方も、Second Lifeに触ったことはあるけどイマイチわかんなかったヨ…という方も、お時間がありましたら、是非是非お越し下さい。

スライドはこちら。


KIRA cafeの場所はこちら

http://slurl.com/secondlife/BaikUn/247/96/251

※リンク先でグーグルマップみたいなページが開かれるので、SLクライアントがインストールされてる&アカウント登録済んでるパソコンでぽちっと「Teleport now」を押すと、なんかごちゃごちゃやってたら行けると思います……着地点から西側の平屋の中です。

前半はボイスチャットでがーっとお話する予定なので、環境設定からボイスチャット可にしてお越し下さい。

2009年10月18日日曜日

Second Life用ビューワー「Emerald Viewer」が「乳揺れ」実装

働かない研究員、めも子です。いつもすみませんすみません…

Second Lifeのクライアントがオープンソフト化されたのが2007年
以後、「Snowglobe」など公式クライアントとは違う特徴をもつクライアントソフトが公開されてきました。
その中の一つ、「Emerald Viewer」がエラい新機能を搭載して、話題沸騰中なのです。


………いわゆる「乳揺れ」。ぱいぱいが動きに応じて揺れる!というものです。
なんだそれだけか…とか言わないでください。
どんくらい凄いかというと、前世紀、ちっちゃなゲーム会社だった某社が、(男子ドリーム尺度で)実感的に揺らす技術を研鑽して研鑽して研鑽しまくっているうちに技術的に大成長、気がついたら世界的に有名な企業に成長するわ、おまけで東証一部上場キメるわというくらいキラーコンテンツなのです。
「身体の動きに応じてどういう力がかかってるか」「どんな方向に力がかかるとどう動くか」とか計算して動かす、となると、柔らかさやら弾性やらもうなにがなんだかなかなかたいへんそうですもんね…

もちろんSecond Life内でも「揺れるおっぱい」を作ろうと苦闘する人は今までも色々いたらしく、以前、拳闘酒場「泪橋」(http://slurl.com/secondlife/Kourinbou/78/91/22)でオーナーのアカネさんに見せていただいたのですが、「スキンとの色合わせが難しく、おっぱいだけ浮いて見える」「動きがうーん…どうだろう…」という感じで「頑張ってるのはわかるけど難しいよねー」という結論になってしまったのですが、まさかビューワーで実装するところが出てくるとは!

男子ドリームを成就☆するだけでなく、アバターに柔らかさが出るということで、女性ユーザーにも大反響の模様です。中には「これでSecond Lifeの寿命が伸びた」という声も。
Emerald同士でないとちゃんと揺れてみえないそうなので、一気に普及しそうです。

私は貧乳シェイプなんで関係ないんですけど、ほかにも
・インベントリ(持ち物リスト)の使い勝手の向上
 「装着物」のみをリストするタブの追加、アイテム別のフィルタリング機能、テクスチャブラウザ(上部メニュー右の「エメラルド」メニューからAsset Browserを開きます)
・AO(アニメーションを好みのものに上書きするツール)デフォルト搭載
・高機能レーダーツール(付近のアバターを検知。友達とはぐれても即合流)デフォルト搭載
・悪意ある攻撃の防御しやすくする色々な設定
・帯域上限を最大8000kbにできる
などなどステキ機能が満載されてますので、是非試してみてください。
Win/Mac/Linuxでリリースされてまして、うちのへっぽこiMacでもちゃんと動作しました。
エメラルド独自のメニューは日本語化されていませんが、主要メニューは日本語でも利用できます。
個人的には、ビルダー向けの「デフォルトプリムを自由に設定できる」機能が非常に助かる感じ…今まで何百回デフォルトプリムからデフォルトテクスチャ剥がしてきたことか(号泣)
※この機能は環境設定のEmeraldタブから設定できます

ダウンロードはこちらからです。
http://modularsystems.sl/index.php?option=com_phocadownload&view=sections&Itemid=5

導入の仕方(日本語)
http://maikozehetbauer.slmame.com/e755748.html

乳揺れ設定の仕方や便利機能の紹介(日本語)
http://kabachimasala.blogspot.com/2009/10/emerald-viewer.html

そういえば、顔は自分に似せようとは全然思わないのですが、巨乳アバターにするのは妙に抵抗感があります。なぜなんでしょうか。
私のアイデンティティの核って「貧乳」にあるんだったりしたらどうしよう…

研究所建替えます

こんばんは、hisaです。

現在、CCOM LABの建て直しにかかっています。
ジョンソン所長の「そろそろ建て直ししないの」の一言で決まってしまいました。

今回で3棟目になりますが、しょせん素人ですから洒落た建物はできないでしょう。ジョンソン所長からは、レンガ造りの研究所が造って欲しいとのリクエストがありましたので、テクスチャー合わせで苦労しそうな「レンガ造りの研究所」を目指して頑張ってみます。1階は今までどおり、皆さんに自由に使っていただける広々としたサロン風、2階は研究員用スペースとします。家具類も、できるだけ自身で作ってみようと考えています。

1階部分の仮組みができましたので、スナップショットでお披露目します。東南の角に入口を設置し、建物の角にはアールをつけてみました。写真左側の通路を行くと、美しい日没が見れるデッキへと繋がっています。
このまま完成へと進んでくれればいいのですが・・・。

2009年10月10日土曜日

「キッザニア」と「私のしごと館」から見えてくる国家の浮沈

久々の硬いタイトルに自身も硬くなっているhisaです。

COM LABの願いとして掲げている「現実社会と相互に関係を持ちながら、結果として現実社会に貢献・還元できる事案を創造していく、オープンで、アクセシビリティな仮想空間であって欲しい」が、具体化している例は、個人から企業・教育機関まで、様々な形で実現され、加えて個人や企業、教育機関の目的をも達成しているケースが多くあります。

以前ここで紹介したセカンドライフ内でのNASAの取り組みもその一つで、子どもたちに科学に興味を持ってもらい、一人でも多くの優秀な科学者になってもらいたいと願い行われている学習プログラムがあります。また、NASAにとっては将来優秀な科学者を確保するという目的も持っています。

NASAの学習プログラム担当の方にお会いしたとき、オバマ政権に代わったとき、国からのサポートがどうなるか心配をしたが、継続的なサポートが受けれることとなりホッとしているとのことでした。そのNASAのチームがリアル社会で行った活動の一つがニュースとなっていましたので紹介します。
NASA-HP:White House to Host Science and Astronomy Night for Students

------CNN ワシントン発--------

子供たちに科学技術への興味を持ち続けてもらおうと、米ホワイトハウスで7日夜、中学生140人を招いてオバマ大統領主催の天体観測会が開かれた。
中学生を招待したのは、この年代で科学や技術に対する興味を失ってしまう生徒が多いためだという。ホワイトハウスの南庭にはエアドームや20台あまりの天体望遠鏡を設置し、地元ワシントンDCとバージニア州の中学校から招かれた生徒たちが、プラネタリウムを楽しんだり星や月を観測。ガイド役としてハッブル天文台の科学者や元宇宙飛行士のサリー・ライドさんも参加した。
ライドさんは「生徒たちに科学の素晴らしさを再認識してもらい、高校や大学へ行っても興味を持ち続けてもらうきっかけになれば」と話している。
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このようなニュースを知るといろいろと考えさせられます。日本では「私のしごと館」と「キッザニア」に象徴されるように、企業は社員の家族を招待し、父親の働く姿を見せる機会を家族に提供したり、工場などの施設見学のプログラムを提供したりと、子どもたちに社会教育の場、社会との接点を提供しています。また、大学などに企業の様々な分野のスペシャリストを講師として提供したり、近年では小学校や中学校にまで、企業が特別講義のプログラムを提供しています。国家は我々に何をしてくれているのでしょうか、人を育むという点では、私には何も見えてきません。

たしかに企業は人材確保、企業・製品の認知・理解の促進、企業・製品ブランドの向上などのリターンを求めています。現在、そのことに嫌悪感を感じる人はわずかではないでしょうか。これらの企業の取り組みは、プログラムを提供する企業の製品やサービスなどを深く知ることで、同様の製品の良し悪しを判断する目が育まれます。これは、プログラムを提供する企業が、他社に負けない良い製品やサービスを提供し続けるとの決意があることだと考えられますし、人材確保については、我々の生活を豊かにする素晴らしい製品を生み出したり、科学、医療、環境などのさまざまな分野の発展に繋がります。つまり、企業が優秀な人材の活躍の場も提供していると考えれば良いのではと思います。

1ヶ月前「教育予算 日本はOECD28カ国中最低の3.4%」の調査結果が発表されました。結構衝撃的なニュースで、1ヶ月たったいまでも、テレビなのでは引用されれています。積極的に子どもを育むことにかかわる国とそうでない日本。この差は数十年後、国力の大きな差となって国家の浮沈にかかわることとなるでしょう。

セカンドライフが、これらの課題解決に貢献できることは多いと思います。一部の国会議員の方は、セカンドライフ内でも活動されていますが、自身のためだけではなく、NASAのような活動をセカンドライフ内で推進することにも力を発揮してもらいたいものですね。

2009年10月6日火曜日

オノ・ヨーコ、Second Life内でIMAGINE PEACE TOWERを公開

働かない研究員、めも子です。

オノ・ヨーコがレイキャビクで設置している世界平和を祈念するモニュメント、イマジン・ピース・タワーのSecond Life版を公開するという興味深い話を聞きつけてきたので、ちょっとお知らせなのです。

ジョン・レノンの誕生日である10/9に合わせて、ということなのですが、東京だと10月10日07.30amスタートになるみたいです。
公式サイトのアナウンスは下記にあります(英語)。
http://imaginepeace.com/news/archives/8263
ざっくり見比べると、リアルのイマジン・ピース・タワーを踏まえながら、Second Lifeらしい仕掛けが用意されているようです。
イマジンタワーTシャツなど関連グッズの配布もあるようです。

公開当初はもの凄い混雑になりそうな悪寒もしますが、訪ねてみたいものですね。

2009年10月2日金曜日

フィリピン豪雨被害 募金受付中


こんばんは、Aiaiです。
台風16号に襲われたフィリピン、地震・津波による被害を受けたサモア、ふたたび大地震に見舞われたスマトラ。大きな自然災害が立て続けに起こり、報道される被災者の数が日々ふくれ上がっています。

インワールドでは、9月27日付でCasa del Shaiよりnotecardが届きました。そのサインを見ると、オーナーのShai Delacroixは、フィリピンの首都・マニラの方のようです。マニラ首都圏も1/4あまりが浸水するなど、甚大な被害が出たと聞いています。noteによると、Miabella FoxleyShai DelacroixKriss Lehmannの三人は、Philippine Red Crossに寄付するためのコレクションを準備しているとのことです。Kriss Lehmannは、Botanicalのオーナーであり、Miabella Foxleyは、最近全商品をgift配布してインテリアショップm.foxをcloseしてしまったクリエイターだと思います。Casa del Shaiでは、(おそらくnotecardの日付である9月27日より)2週間分の全売り上げから、50%を寄付するそうです。

また、Casa del ShaiBotanicalに設置されたRed Crossの看板からは、リンデンドルで寄付ができます。Casa del ShaiBotanicalといえば、素晴らしいクオリティで数年前から高い評価の続く大人気店ですから、ご存知の方が多いと思います。
Casa Del Shaiは、たいへん緻密で美しいテクスチャと洗練されたデザインが素敵な、メンズ/レディスファッションのお店です。建物正面に向かって左側に設置されたRed Crossの看板より、募金ができます。
Casa Del Shai http://slurl.com/secondlife/Casa%20/Del%20/Shai/150/100/691

Botanicalは、樹木をはじめ水や光などを扱う景観のお店で、さまざまな場所で「素敵な木だなあ」と思うと、こちらのものであることが多いです。ランディングポイントにあるSTOREの看板からテレポートした先に、募金できるRed Crossがあります。一番上のSSは、BotanicalのSIM内で撮ったものです。
Botanical http://slurl.com/secondlife/Straylight/182/52/24/

もちろんインワールドに限らず、さまざまな方法で各被災地に対して寄付や支援が可能だと思います。とにかく、できることをしたいですよね。