2009年8月15日土曜日

Second Lifeで残暑見舞いを作ってみました

いつになくやる気を出している研究員、めも子です。

先月からSecond Life内残暑見舞いとして延々プリムをこね回していたのですが、どうにかサングラスらしきものが、COM LABの方やらKIRA cafe関係者やらお友達に送りつけて一息ついたのです。

Second Lifeの核は「共同制作可能なお手軽モデリングツール」なのですが、でも、いわゆる「クリエイター」さんではないユーザー、お店出して人気店になるとかビルダーとして凄い作品をがんがん作る…ようなことはできないレベルのユーザーは、どういうことして遊んでいるか…の一例として、紆余曲折をご紹介したいと思います。

まず考えていたのは、先日購入したSecond Life向けモデリングツールTATARA(http://rokuro.slmame.com/)を生かす方向で、

・埋もれて遊べる巨大かき氷

モデリングとスクリプトはまあなんとかなりそうだったんですが…テクスチャが……
写真を撮りにかき氷食べにいったり、色々したのですが、まずかき氷っぽい写真を撮るとこから難関で、光の都合で妙にのっぺりした写真をどう加工しても氷っぽく見えてくれません。
そもそも画像のスケールが違いすぎる上に、かき氷って微細な氷で光がもの凄く散乱してるもんですから、本質的に難易度高くないですか? 自分は無理!とこのネタは放棄。

次に考えたのは、

・座ると、ちゃんとたわんだりするお子様ビニールプール


「たわむ」表現そのものは難しくないのですし、切り替えのスクリプトも初心者レベルなんですが、ポーズとの整合性ががががが!
というか、立ったり座ったりしているうちに、同じ人間型でもそもそもアバターの大きさが人によって違いすぎることを思い出し、これまた自分には無理だと撤退。自分は小柄な女性型で過ごすことが多いんですが、友達の中には男性型最大身長のアヌビスさんとかいるし……好みの大きさを選んでもらうんでもいいけれど、大きいサイズでも小さいサイズでも調整する時間がないー!

うーん、どうしよう…暑中見舞いは見送って、秋にお月見でなんかやるかな…と迷っていたのですが、ふと「眼鏡教室行ったんだし(卒業制作出せてないけど)、サングラスとかならできるんじゃない!?」と思いついて、夏らしくテンプル(サイド)が抜けてる感じで〜…と、早速こねこねに入りました。

レンズはスフィア(球)をくり抜いて端を削ったものをぺらっと一枚、フレームはトーラス(ドーナッツ型)を削って智(蝶番部分)やブリッジ(レンズの間)を作って、ついでにテンプルも〜…と作業すること小一時間。


………なんか事前に考えてたイメージよりも地味………特に智やレンズののっぺり感ががががが。
眼鏡教室でお世話になったHaruka先生(8/18のキラカフェで読書会されたりもします)に、智に飾り埋めこんでみるといいかも、とアドバイス頂いて、またまたトーラスの切れっぱを埋め込んで、フリーで頂いてきたダイヤモンドのテクスチャを貼ってみたり、サイドのわっかの大きさをいじってみたり、智を削りまくって面積を減らしてみたり、適当にGIMPでグラデーション画像作ってレンズに貼ってみたり、


調子こいて宝石をやりすぎてみたり…
※というか逆に智をもっと膨らませて、パヴェ状態に敷き詰めたら面白いかも。

気がついたらなんか後ろが大爆発していたり、
※下の方に映っているのが制作中のサングラスです。眼鏡教室で、最初から実際に使う大きさで作ろうとすると細かいパーツの選択とかがエラいめんどくさいので、だいたい20倍くらいの大きさで作って縮小して仕上げるとよいよーと習いました。途中でアバターに装着してちゃんと縮小しきれるか確認する必要はありますが。


なんだかんだで、こんな感じかな?と落ち着いたのがこんな感じ。顔が怖いのは許してください。あ、髪は25ans SIMで頂いたものです。(参照:「みんなのニュース:「そのドレス素敵」と言われたい アバターが集う仮想空間の“社交界”」


ここまで一泊二日くらいかかったんですが、タッチでフレームやレンズの色、レンズの濃度、グラデーションの有無などなどをカスタマイズできる眼鏡教室でいただいたスクリプトをちょいいじって埋め込んで、とりあえず発送させていただきました。

自分の場合、Second Lifeユーザーが多いミニブログ「Wassr」(Second LifeのSSつきポスト一覧を見ることもできます。http://wassr.jp/status/sl_list)をやってる友達が多いのですが、忍者さんやら美人さんやらロボ子やらセクシー狐さんやらVシネ男優やら、色んなタイプのアバターでかけてみたSSを投稿していただいたりしました。
拙いサングラスではありますが、嬉しいやら、もっと精進しますしますな気持であわあわ…!

最後はなんだかWassr万歳なオチでしたが、凄いモノを作れるヒトと、全然作らないヒトの間にはこんな遊び方もありますよ、ということで…

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