昨夜、私が敬愛する高橋達也さんが亡くなりました。ビックバンドのリーダーとして、一時代を築いた方です。
かれこれ30年前に出会い、東京の父として慕っていた方です。
約20年前に心筋梗塞で倒れられ、当時率いていた「高橋達也と東京ユニオンOrc」を解散されました。
その折にも慶応病院に行き、手術後元気な姿を見ると共に、復帰の意思がある事をお聞きし、安心したのを覚えています。
また、その後もご自宅に2度ほどお邪魔し、お話させていた事を思い出しています。
復帰されてから、最初にご自宅にお伺いした際に、「今はマネージャーもいないし、何でも一人でやらなきゃな。」と良いながら、出演承諾の書類をFAXされていたのを今でも覚えています。
テナーサックスプレーヤーとして復帰を果たされ、その傍らアマチュアビックバンドの指導を積極的に行われていました。
ここ10年近くお会いしていませんでしたが、昨年秋に、高橋さんが僕の父と会った時に、遊びにくるようにと父に伝えて頂き、そのままとなってしまい。このような事になるとは・・・。
昨秋にすぐに行けば良かったと、後悔が残るばかりです。
高橋さん、音楽を通じて社会の多くを学ばして頂きました事に感謝すると共に、ご冥福をお祈り致します。
最後に。
私的なブログで済みませんでした、日本における近代ビックバンドを模索し、開拓した、素晴らしい音楽家がいた事を、ジャズファンのみならず、多くの音楽ファンに知って頂ければと思いブログにしました。
今ひとつジャズの人気が上がらない昨今ですが、中学生や高校生の多くが、ビックバンドに取り組むようになりました。
近い将来、彼らが社会に出て、日本のJazz復興の大きな力となる事を願います。
2 件のコメント:
高橋達也さん亡くなられましたか。
一時代を築いたビックバンドのリーダー。
確かスイングジャーナルの人気投票では、10年連続No1の座を維持したビックバンドでしたね。
新宿ピットインやビックボックスで演奏を楽しんだのを思い出します。
ご冥福をお祈り致します。
Jonson
高橋達也さんの訃報は、ぼくにとってもショックな出来ごとでした。東京ユニオンオーケストラが結成されたころ、ぼくは音楽制作の仕事をしていて、Jazzのレコード制作にも携わりました。CD登場以前、まだアナログレコードしかなかった頃のことです。
なにはともあれ、ご冥福をお祈りします。
合掌
Yabush
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