それにしても、今日は何かと感慨深い1日でした。まず、午前中、SL専門SNSのNaviSLが、THE SECOND TIMESを運営し、東京IT新聞を発行するngi groupの子会社であるトレンドアクセスに買収されたことを知りました。個人的にも加入し、SL友だちも多く加入しているNaviSLが、今回の買収によってさらに発展することを期待したいと思います。管理人-ZATO Okeyさんが日記に書かれている「追記:さて、みなさんが約15SIM持っていたら何を作りますか?余っているそうなんですが・・・」のひと言が気になります。
続いて、複数のオンラインニュースサイトに掲載された「LOGiN休刊」のニュース。
が〜〜ん!
現在はエンターブレインが発行しているLOGiNは、もともとアスキーが出版していました。1982年に月刊アスキー別冊として創刊され、翌年に月刊化されたLOGiNは、一般的にはPCゲーム誌として知られています。でも、当初はゲーム誌ではありませんでした。
その頃、出版されていたパソコン雑誌はどれもマニア向け。パソコンの知識のあまりない一般の人たちに読んでもらえるパソコン雑誌があってもいい。いや、なくちゃいけないのだ! と、それがログイン創刊のそもそものきっかけでした。
外部からは「タイトルがダサい、文章がダサい、レイアウトがダサい」と言われ、内部からは「あの編集部の連中は、パソコンを知らない」と言われながらも試行錯誤を続け、たどり着いたのがパソコンゲーム雑誌という形態だったんです。
途中、月2回刊になったり、連載記事だった「ファミコン通信」が雑誌として独立したり、元編集長がアスキーを飛び出して別の出版社を設立したり、発行元がエンターブレインに変わったり、紆余曲折を経験しながら四半世紀以上続いたLOGiNが休刊する……。
感慨深いものがあります。なぜって、ぼくはそのLOGiNに創刊2号から、ライター、編集者として関わっていたから。関わっていたのは最初の5年間だけですが、それはそれは濃厚な5年間でした。
セカンドライフはもちろん、インターネットもなかった時代です。ハードディスクどころかフロッピーもなく、プログラムはカセットテープに保存していた頃です。持ち上げられたり、批判されたり、パソコンの置かれた状況は、今のセカンドライフやバーチャルワールドとよく似ていたような気がします。
LOGiN休刊を伝える記事のなかに元LOGiN編集者が書いたものを見つけ、またまた感慨に浸ってしまいました。これも、時代の流れというものですね。
セカンドライフとは無関係の話を長々と、失礼しました。
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