2009年4月11日土曜日

Ginsu Yoon氏の「刀」と「道」


今日は、ジョンソンです。

リンデンラボ社の営業担当責任者Ginsu Yoon氏が、7日「Graduation Day(卒業の日)」と題したブログで、4月末で退職するとを書かれていました。気が付きませんでした。



Yoon氏は韓国系アメリカ人です。2007年10月の「バーチャルワールドサミット」に合わせ、来日したYoon氏とご一緒する機会を得ました。大変気さくな方で、セカンドライフに関するお話を聞くと、立て板に水のごとく、よどみなく私の質問に答えてくれました。
また、ユーザーは立ち入ることの出来ない、セカンドライフ内のリンデンラボ社のオフィスも案内して頂きました。部署ごとにミーティングルームがあり、営業部のミーティングルームは、数種の数値データが大きなパネルにしてあり、営業部らしい空間でした。と言っても、屋根もなく壁もない、床だけの部屋でしたけれど。
本社ビル(?)は、大きなドーナツを重ねたような建物で、オープンスペースとなており、現実社会と変わりのない机と椅子を設置している方、グランドピアノを置いている方、クリスマスツリーを置いている方など、大変楽しいオフィスでした。セカンドライフ内にもオフィスがあり、個々の机があることに何だか面白く感じたことを覚えています。



退職を伝えたブログに貼られていた「道」という文字。リンデンラボ社の進む道、自身がリンデンラボ社で歩んだ道、退職して新たに進む道と、ブログに書かれている以上に、Yoon氏の思いが伝わってきたような気がします。
リンデンラボ社の方々の殆どは、Yoon氏が「道」に込めた思いを理解できないでしょう。
彼のアバターは、スーツ姿に「刀」を持っています。「刀」は、単なる持ち道具ではなかったのだなと、ブログと「道」を見て、その意味(思い)が分かったような気がします。
Yoonさん、ご苦労様でした。新たな「道」で成功を収められますことをお祈り致します。

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