2009年7月8日水曜日

中国、故宮博物院に続き上海万博も3D化



上海世博会事務協調局は、2010年5月に開幕する上海万博会場を三次元仮想空間として構築、インターネット上で公開します(http://www.expo.cn/)。
単に3D化するだけでなく、会場内を自由に見学でき、パビリオンの展示物なども3D化されており、様々な方向から見ることができるようです。
他には、会期中に実施されるイベントをネット中継し、リアルタイムでコメントを送れるようになっています。YOU TUBEを見ていただければ分かりますが、良くできています。



来年1月から試験運営が開始され、リアルの万博と同じく5月から正式オープンを予定しているようで、半年間の会期終了後も残されるようです。
博覧会の楽しみの一つにパビリオンのデザインやランドスケープを見ることですが、自宅に居ながらリアルに再現された万博会場を楽しめるのは今から楽しみですね。

使用される3Dソフトは、仏・ダッソー・システムズの3次元ソフト「3DVIA」です。
2年前、中国は国営の仮想空間を発表、そして故宮博物院上海万博と社会性のある仮想空間を構築する中国は、今後、仮想空間構築で最も注目される国になるかも分かりませんね。

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