2008年11月17日月曜日

環境シムに対する質問

こんばんは、hisaです。

セカンドライフ・ユーザーの方から、先日の「頑張って!!リンデンラボ」を読まれて、以下の質問を頂きましたので、私なりの考えをお伝えしようと思います。
「(一部抜粋)環境シムの事が、いろいろと言われていましたが、hisaさんはどのように思われているのでしょうか?」

環境シム(Open Space)の値上げ問題は、一応の決着は見たようですが、なんとも言いがたい数日間でしたね。
環境シムについては、当初より景観用としての利用が伝えられていましたが、リンデンラボからの十分な説明がなっかったのも確かだと思います(私はそう感じています)。
今までリンデンラボはユーザーに対し、社会に対し、その殆どの事案で十分な説明がなかったことは否めないと思っています。

しかし私は少し違った見方をしていました。
リンデンラボは、他のサービス提供企業に比べ、基本的にユーザーを信頼していると感じています。ビジネスでサービスを提供していることは確かですが、「社会のためになる仮想世界を共に創造していきましょう」という掛け声だけでなく、本当にそう考えている企業ではないかと感じているからです。
また、リンデンラボもユーザーとの信頼感は感じていたのだと思います。
そこに互いの落とし穴があったとだと思います。
俗な言い方とはなりますが「夫婦なんだから、全てを言わずしても分かるだろ」的な状態になっており、そこに互いの甘えがあり、一度問題が起これば思いもよらぬほど大きな問題になってしまうのではないでしょうか。
環境シムの件は、まさにこの壺にはまったのではないでしょうか。
サービスを提供する企業ですから、環境シムの使用用途については、十分な理解を求めた上で提供しなければなりませんし、ユーザー側も利用するからにはその使用用途について十分に理解して利用する必要があります。

リンデンラボは、今春マーク・キングドン氏がCEOとなり、夢を持った技術者中心の企業から、ビジネスとして成立し、ユーザーと共に継続的に成長していける企業へと変貌を遂げようとしているさなかです。
そのあたりも多少は影響しているとは思いますが、今回の件は、リンデンラボとユーザー双方に反省する点はあると考えています。

質問を頂きましたユーザーの方、答えになっていますでしょうか?
あくまで私の考えでお話しさせて頂きました。
今後とも、皆様からのご意見、ご質問などお待ちしております。


環境シムの新たな価格と利用規則についてお知らせしておきます。
当初の環境シムの利用目的(リンデンラボの意図)
コンテンツや通行がほとんどないオープンな場所としての利用

環境シムの定義

プライベート・シム(アイランド)の一種で、プライベート・アイランド所有者が自身の所有する土地の周囲に、田園や海といった負荷の軽い土地を追加するために設けられたサービス。

今回の問題となった原因とそれによる影響
大半は、居住用など環境シム利用範囲をはるかに超えた使用をしており、8月~9月にかけて行った調査で、コンテンツやアバターがオープンスペースに与える負荷が、リンデンラボの予測の2倍であった。
環境シムの過度の使用は、住人のイベントリー(持物)を管理するアセットサーバーのトラフィックを大幅に増加させ、その結果、ネットワークやデータベースにも大きな負担がかかり、インワールドの全般的なパフォーマンスの低下を引き起こす原因となった。

対策
現状の利用状況を維持するには、環境シムのパフォーマンスを改善する必要があり、対策として価格と運用方針の変更を行う。

新たな価格です。規程など詳しくはSL Forumを参照下さい。
環境シム(オープンスペース):初期費用250USD・75USD/月(従来通り) 
ホームステッド(新たに追加されたシム):初期費用375USD ・125USD/月
プライベート・アイランド(通常シム):初期費用1,000USD・295USD/月

SL Forum(日本語)http://forums.secondlife.com/forumdisplay.php?s=dc1a1d206c837371b31e8cd06394de8f&daysprune=&f=219
※初めて訪問する方は、以下のURUでSL Forumのトップに行くと思いますので、アバター名とパスワードでログインして下さい。 その後改めて以下のURLに移動して下さい。日本語の利用規程が見れます。

価格表とスペック(発表されているものに加筆しました)

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