午後6時過ぎに始まったユーザーパーティは8時半に終了。フィリップ会長、朝から晩までご苦労さまでした。と、言いたいところですが、フィリップ氏の今日の予定はまだ続きます。リンデンラボ社幹部の来日の際の恒例ともなったBarTube訪問です。BarTubeでは毎週木曜日夜にセカンドライフナイトが開かれ、それこそ日本中から集まったセカンドライフユーザーのオフ会が深夜まで続きます。
フィリップ氏は夕食をすませたあと、午後9時半過ぎにBarTubeに姿を見せました。ちなみにこの日の夕食は、寿司でも天ぷらでもなく、Freshness Burgerだったとか。案外、質素なんですね。
BarTubeに到着したフィリップ氏はまず、これもリンデンラボ社幹部来日の際の恒例となったトイレのドアへのサイン。ここで大撮影大会が始まりました。Yabushもカメラを構えたものの、トイレからは慣れた場所にいたため、写っていたのは観客の後ろ姿のみ……。情けないったら、ありゃしない。
BarTubeの常連のひとりに、Komuso Tokugawa (アバター名)がいます。Komusoさんは、東京在住のオーストラリア人で、セカンドライフでも有数のブルースプレイヤー。彼がライブを開くと、SIMに入れない人がいるほど欧米では人気者です。この日、KomusoはVWCEに行ったあとBarTubeへ。彼のブログにトイレにサインをするフィリップ氏の写真が載っていたので、そちらをご覧ください^^;;。
ここでも握手、撮影、名刺交換攻めのフィリップ氏。それでも嫌な顔ひとつせず、終始にこやかに対応していたのはさすがです。その笑顔もわざとらしくなく、本心から喜んでいるように見えました。
握手、撮影、名刺交換のあとはフィリップ氏のあいさつ。基調講演と同じように、3Dグラフィックスで展開されるバーチャルワールドとウェブの違い、今後の展望を分かりやすい英語で話してくれました。日本訪問は、リアルネットワークス社に在籍していた10年前に続き、今回が二度目。日本を気に入ってくれているだけでなく、日本人セカンドライフユーザ—の熱心さや日本人クリエイターの優秀さに注目しているそうです。
ところで、フィリップ氏が基調講演でも話をしていた、桃源郷SIMで翻訳機を介して会話した日本人はいったい誰だと思いますか? あのLINZOO Ringoさんなんだそうです。VWCE会場で会ったLINZOOさんに聞いてみたら、本人もそのことを覚えているそうです。
「日本には、またすぐに戻って来ますよ!」とあいさつをしめくくったフィリップ氏に、当日の客は皆、感激していたようです。彼のその言葉は、単なるリップサービスではなく、本気で言っていると感じさせる何かがありました。この日、フィリップ氏のスピーチを聞いた日本人ユーザーやセカンドライフ関係者は、「これからも頑張ろう」と勇気づけられたに違いありません。もちろん、Yabushもそのひとりです。
さて、フィリップ氏はBarTubeのPCからセカンドライフにログインしたり、店に置いてあるギターを弾いたりと、とても楽しそうに見えました。それを見ていた客たちも、大喜びだったのはもちろんです。ちなみに、フィリップ氏が操作していたPC画面の右上を見たら、リンデンドルの所持金額は6ケタでした。かなりお金持ち。いったいどんなことに使うんでしょう?
この日、前にも出て来たKomusoさん(ブルースハープ)、BarTubeオーナーの神田さん(ベース)、インプレスR&D発行のセカンドライフマガジン編集部、林さん(ドラム)とフィリップ氏のセッションが聴けるはずでしたが、ギターがチューニングできずに断念。残念でした。
5月27日(火)午後に来日し、28日(水)はVWCEの打ち合わせやインタビュー、29日(木)はVWCEの基調講演、ユーザーパーティ、そして30日(金)は午前中にPRイベントに出席し、そのあとすぐに成田へ。そんな過密スケジュールで、観光する暇も、秋葉原へ立ち寄る時間もなかったそうです。かなり疲労もたまっていたと思います。にもかかわらず、終始にこやかだったフィリップ氏。次回は是非、もう少し余裕のあるスケジュールで来日してほしいものです。
最後に、フィリップ氏の服装について——。彼にとって、ジャケットとその下に白いシャツを着るのは正装なんだとか。日本滞在中に着ていたジャケットは、「時間がなかったから、30分で見つけた」もので、デザインしたのは日本人だそうです。さり気なく手のひらと目をデザインしたセカンドライフのトレードマークが入ったペンダントを付けているのが、またオシャレですね。
2 件のコメント:
Yabushさん追っかけっぷりすごいです!
特ダネがいっぱい詰まってて興奮しました!
私もやはり、リアル会長を
ひと目見たかったです><
カッコよかったゾ〜〜〜^^
あとで気づきました。他の人とフィリップさんが一緒の写真はたくさん撮ったのに、自分のは1枚もなし……トホホ。
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