2008年6月29日日曜日

フィリップ・ローズデールの注目度

こんばんは、hisaです。

COM LAB Blogにテクノラティジャパンのブログツールが貼られました。
テクノラティジャパン社は、国内最大のブログ検索サイトで、ブログを可視化するツールなどの配布も行っています。
今回使用したブログツールは、過去30日の間で、「セカンドライフ」と言うキーワードの入った日本語のブログ記事が幾ついくつ書かれたかが分かるものです。
クリックすると、「セカンドライフ」の検索ページに移り、セカンドライフ関連のブログが見る事が出来ます。
よく見ると、リンデンラボ会長のフィリップ・ローズデール氏の来日後には、普段の倍以上のブログ記事が書かれている事が分かります。
フィリップ・ローズデール氏の来日が、いかに注目されていたか分かりますね。


キーワード「Second Life」で、全ての言語で書かれたブログの投稿数のグラフを作ってみると、SL5Bが始まった今週は、他の週に比べて投稿数が多いですね。



こうやってセカンドライフをブログ投稿数の視点から見るのも面白いですね。
時間があったら、他のメタバースのブログ記事とも比べてみたいですね。

2008年6月28日土曜日

セカンドライフ誕生5周年記念イベントSL5B

土地を借りているSIMの道路が全部売りに出されているのをみつけてビックリし、SIMオーナーにIMしたYabushです。驚いたオーナーが、慌てて土地の設定を変更したのはいうまでもありません……知らせないで買っちゃえばよかったかな、なんちゃって。

個人的に熱中するようになってまだ1年とちょっとしか経っていませんが、セカンドライフは今年で5周年を迎え、いまその記念イベントSL5Bが行われています。期間は、6月23日から7月7日までの2週間。なんと25SIM(東西5×南北5)もの広大な土地を使った盛大なイベントです。


SL5B Hippos、SL5B Phantom、SL5B PhantomとSecond Life Birthdayの4SIMにまたがるメインステージ。

6月23日のオープン初日には、このメインステージでリンデンラボの創立者で会長のPhilip Rosedaleさんのアバター、Philip Lindenと、CEOであるMark Lindenさんのアバター、M Lindenのスピーチも行われました。



誕生間もないデフォルトアバター姿を激写されてしまったM Lindenさんですが、いまではすっかりオシャレになって、首にはヘッドフォンまで下げています。

メインステージのあるSecond Life Birthday SIMには、リンデンラボのブースもありました。リンデンラボブースのメインは、社員のアバター写真付きパネル。Engineer、Marketing、Supportなど、部署ごとにまとめられています。動物やロボットなど人間以外のアバターも多いところが、いかにもリンデンラボらしい。赤いロボットで知られる日本担当June Lindenさんは、アバター写真なしでした……残念。提出し忘れたのかな?


ブースの入り口はトンネルになっていて、Engineerの人たちのパネルがズラーッと並んでいます。


Executiveコーナーの中心はCEOのM Lindenさん。



でも、Philip会長のパネルが見当たらない。どうしたんだろう? と、ブース内を歩いていたら、ありました。パネルではなく、なんと巨大なブロンズ像! 創立者であるPhilipさんだけは、別格なんですね。



周囲に誰もいなかったので、失礼とは思いつつ肩に座らせてもらって記念撮影。SL5Bの会場では、Securityのタグを付けたアバターをよく見かけます。リンデンラボのブースでも見かけました。もし、肩に乗っているのを見つかったら、BANされていたかも(汗)……。



SL5B会場には25もSIMがあるので、全部見て回るのはとても大変です。でも、関西系SIMオーナーで組織された関西SLオーナー会や、セカンドライフ内でテレビ番組を放送しているVWBCなど、日本のブースも出展しているので、ぜひ一度足を運んでみてください。フリービーを配っているところもあります。VWBCの近くでは、株式会社SUMもブースを出していました。

SL WikiにはSL5Bのページがあり、日本語ページもあるので参考にしてください。ここには、主な展示を紹介した一覧表(英語のみ)も用意されています。また、flickrのSL5B SIM MAPも便利で、参考になります。

SL5Bはどこも重いので、スナップショットを撮るとき以外は、環境設定で表示の品質を低めに設定するのがオススメです。

早稲田大学SLUイベント告知

こんにちは、hisaです。

COM LAB FUNメンバーのカネヤン君の所属する早稲田大学のセカンドライフ研究会のイベントが30日に開催されますので、ご興味のある方は参加下さい。

詳しくは、以下をご覧下さい。


6/30(月)はSLU学生講義として、早稲田大学学生投資クラブ「Forward」の代表を務める
本多篤史さんをお呼びし、「株式投資って儲かる?危ない金融商品」という講義をして頂きます。
株式投資、金融商品についてサークルでの経験をもとに分かりやすく講演して頂く予定です。
詳細は以下の通り。

<日時>
6/30(月)
22:00~23:00

<場所>
SLUwasedaキャンパス
SLURL
http://slurl.com/secondlife/waseda/116/66/26/

<ゲスト詳細>
早稲田大学学生投資クラブForward 公式HP(メンバー紹介)
http://www.w-forward.net/member.html

また今回もStickamのトップページにて生中継を致します。もし宜しければこちらの方もご覧ください。
Stickam
http://www.stickam.jp/

皆さんのお越しをお待ちしております!!

2008年6月24日火曜日

REDGRAVEの大人気スキン

こんにちは、Aiaiです。REDGRAVEのスキンは、どれを買いましたか?

と、挨拶にできそうなくらい大人気のREDGRAVEの新作スキン、私も購入してしまいました。
手描きスキンも、クリエイターの方の個性を強く感じることができ、美しくて大好きなのですが、
REDGEAVEスキンのこのリアルな質感は、着けてみるとインパクトがありますよね。
前作もほとんどのDEMOを持っているくらい悩んで、
悩んだまま結局購入できなかった経緯があるのですが、
今回の新作では、「Lyla」に一目ぼれしました!

 

左のSSがnatural、右がgoldbrownです。
(額に着けているのは、Ume ModeでいただいたFreebie、「Takara Line」です)
1メイク990L$、全メイクバリエーション入りのファットパックが2,990L$です。
REDGRAVEのスキンは、メイクのバリエーションがものすごく魅力的ですよね。
COM LAB男性陣の意見も踏まえ、思い切って2枚買ってしまったにもかかわらず、
普段のお買い物ではあまり目に入らないファットパックの存在が、
気になって気になってしかたがありません。。ああ、これなら最初からファットパックにしておけば!

2008年6月23日月曜日

ドキドキの一時

こんばんは、hisaです。
昨日、とてもチャーミングなお客様が来られました。

お名前は、Naosanさんです。(本名に“sanが”ついてるから、”さん”をつけると変化な。)











土地を探しにこられたとの事でした。
いや〜本当にチャーミングで、作ったばかりの行灯をプレゼントし、現在秘密裏に製作中の建屋をも披露してしまいました。
あ〜、研究員としての自覚を忘れてしまいました。
これだけで終われば良かったのに、オーナーにIMするように依頼しときますよ、なんて事まで。
久しぶりにドキドキした時を過ごさせて頂きました。

Naosan、昨夜はジョンソン所長が先にブログをアップしたので、今日になりました。
是非、pocopocoシムの住人になって下さいね。

5月度アクティブユーザーデータ掲載

こんばんは、ジョンソンです。

5月度アクティブユーザーデータを掲載しました。
掲載データについては、見に来られる方が結構いらっしゃいます。

普通にセカンドライフを楽しんでおられる方には、見る機会のないデータかも分かりませんね。

特に、アクティブユーザー一人当たりの利用時間を公開しているのは、COM LABだけですので、興味を持って見て頂いています。



今回は、初めてアクティブユーザー上位100カ国のデーターを掲載しました。
今までは、アクティブユーザー上位10カ国だけでしたが、100カ国にした事で面白い事が分かりました。
一人当たりの利用時間で順位をつけてみると、想像もしなかった国々が上位にランクインしました。
男女比は、いつものごとく女4:6男で、一人当たりの利用時間も、年齢が高くなるほど多いですね。
今回は上位100カ国のデータパーネルが異常に大きくなってしまい、お向かいの土地に置かせて頂きました。
お越しの節は、双眼鏡を忘れずにお持ち下さい。

2008年6月21日土曜日

リンデンラボって?

こんにちは、hisaです。

「”セカンドライフ”ってどこがやってるの?」
昨年の秋頃までは、よく聞かれた質問です。
最近は質問されることは随分と減りましたが、ふらりと寄った初めてのカフェで、リンデンラボ談義となり、初めてのカフェだったこともあり、今この環境下で有利な立場になろうという、少しの下心も働き、リンデンラボについて少し話しをしました。


話し始めると、リンデンリサーチの名前も出てきたので、セカンドライフを初めて間もない方々が多かったので、簡単に説明をしました。

僕の理解では、リンデンリサーチ社のリンデンラボ(リンデン研究所)が開発・運営・管理を行っているインターネット上の三次元仮想世界サービスの名称が「セカンドライフ」ですと説明しました。
すると期待通りの言葉が返ってきました「すごーい!!詳しいんだー。」。
これで、初めてのカフェで良きポジションに立てた事は言う間でもありません。
その後、関連した幾つかの質問が出ましたので、このブログを見て頂いている方々のためにも、その時のQ&Aを纏めておきます。


1.いつからセカンドライフって始まったの?

  答え:2003年6月から一般サービスが開始

2.リンデンラボって会社何処にあるの?

  答え:米国サンフランシスコ

3.リンデンラボってどういう意味?

  答え:菩提樹研究所(植物の正式名はシナノキ)

4.何か変わった名前だなー。

  答え:最初に会社をつくったところの通りの名がLinden Street(菩提樹通)りだったからだそうです。

5.リンデンラボの人とセカンドライフで会えるの?

  答え:会えます。

6.会った事あるの?

  答え:あります。

  ※COM LABにも時々来ます。と言って、LMとBlogのURLを渡し、来所・ページビューの促進に努めます。

と、言うようにリアルの世界では少しの尊敬もされない僕ですが、セカンドライフの中では、少しばかりいい気分になれる僕でした。
皆さんも知っておくと良いですよ。

2008年6月20日金曜日

第2回 SLオリジナル水着コンテスト2008開催!

こんにちは。仕事中ですが、心はすでに週末に飛んでいるAiaiです。

『セカンドライフマガジンvol.2』で取材させていただいた美女、Nikokoさんより
イベント開催のお知らせをいただいたのでご紹介します。
IWGP主催の「第2回 SLオリジナル水着コンテスト2008」です!

オリジナル水着のコンテストで、優勝賞金は10,000L$だそうです!
一般投票による予選のあと、モデル着用による決勝最終審査と本格的ですね。
募集は、6/27(金)23時締め切りですので、
腕におぼえのある方はもちろん、
水着あたりから服作りを始めてみようかな。。という方なども
ぜひぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

募集要項などの詳細は、IWGP公式ブログ 池袋ウエストゲートプール
たいへんわかりやすく記載されていましたので、どうぞご確認ください。



さて、服を作ることができない私は、購入した水着のご紹介でも。
Randomの「Tropical Kini(tan)」です。
気負わず着られる、カジュアルなデザインと柄がかわいくて、
DMCのスカートをはいた姿でウロウロしてます。
人気SHOPでも、ビーチウエアが続々と発表されてますし、SLはもうすっかり夏ですね。

2008年6月19日木曜日

洞爺湖サミット前に思う

こんばんは、hisaです。

夏を爽やかな気分で過ごすための一品「風鈴」。
日本の夏には欠かせないグッツですね。











「風鈴」、不思議ですね。

チリリンと風鈴が鳴ると、暑さが和らぎ、心の中に爽やかなそよ風が吹いたような気分になります。
音で、暑さを和らげる。
そんな環境づくりを日本は昔から行ってきたんですね。

クーラーなど、さまざまな製品で生活環境を変えてきた我々は、今、大きな代償を払う事になりました。
洞爺湖サッミットを前に、風鈴の音でも聞きながら、自身の日々の生活の中で少しでも地球の環境改善に繋がる事を考えては如何でしょう。
小さな事も集まれば大きな成果を上げられるでしょうからね。

そうそう風鈴は日比谷にある「IPPIN-DO」で、無料で貰えますよ。
「IPPIN-DO」座標:jibunnni , hibiya (98, 208, 30)

2008年6月16日月曜日

素敵なショッピングエリアが続々オープン!

こんばんは。週末のトレハンで、インベントリが完全に崩壊したAiaiです。

まずは、cocoちゃんに教えてもらってtReY dOpEへ行ってきました。

LOTTA、DP Serendipity、THE CLOSETとたいへん人気のあるSHOPが
隣り合う3つのSIMを同時オープンしたとあって、15日のオープン当日はたいへんな賑わいでしたね。
オープン記念のトレジャーハントは、”買い物中毒の女の子のための薬(ピル)”を探すというもので、
日本時間の25日、午後12まで開催中です。

SSは、DP Serendipityの「Audrey(Manic Flair)」です。


そしてお次は、14日にオープンしたショッピングモール・CIOCCOLATAへ。
ただ人気のSHOPが集まっている、というだけでなく、
モール全体がたいへんキュートなデザインに統一されていて、
歩いているだけでわくわくさせられました。
こちらのグランドオープニングイベントは、キーワードの入った箱を探して、
各店のメインショップへ飛び、キーワードを入力するとプレゼントがもらえるというもの。
日本時間の明日17日、朝6時までだそうです。

SSは、夢路の浴衣「tombo」です。
このgreenは、お店で独自に開催されていたトレジャーハントのもので、
CIOCCOLATAイベントのギフトは色違いのredのはずです。
たしかにいただいたのですが、インベントリが、インベントリが。。。


と、何しろ素敵なお店ばかりなので、夢中になってしまいました。
しかし、いただいたギフトもいっぱいですが、普通に買い物したものもいっぱいあるような。
いつの間にこんなに買ったんでしょうか。

2008年6月15日日曜日

翻訳パーツがつきました。



こんにちは。助手のさくらです。
COM LABブログに翻訳パーツがつきました!


▼をクリックすると、23もの外国語が並ぶバーが出てきます。
あとは、翻訳したい言語をクリックするだけで、
待ち時間もほとんどなく、あっという間に全文翻訳されます!


ただ、やはり正確に訳すのは難しいのでしょうか、
おかしな文章になる場合もあるようですw
COM LABメンバーはみんな、
「翻訳しやすいように、主語のある正しい日本語を心がけよう!」と
決意を新たにしていましたので、
日本のみならず世界のSLユーザーの皆さまw、どうぞご期待くださいませ^^

ポタリング(自転車で散歩)

こんにちは、hisaです。

私は2年程前まで、週末には30km~50kmのポタリングを楽しんでいました。
自転車は子供の頃から好きで、中学3年の夏に四国一周サイクリングに挑戦し、以後、淡路島一周、琵琶湖一周など、泊まりがけで近畿・中国地方を中心に自転車で出かけました。
社会に出てからは、自転車に乗る事もなくなりましたが、年齢を重ねる毎に、歩く事が楽しくなり、そして10年程前からまた、自転車に乗るようになりました。
しかしながら、ここ2年は遠ざかっていましたが、先月サンドボックスで知り合った自転車さんに行き自転車を購入。

早速シムを一回り、ポタリングの楽しさが蘇ってきました。
現実社会でも、同じ道を歩く時、車で通る時、自転車で通る時と目線が異なるので、同じ道と思えぬほど風景が異なって見えます。
不思議なものでセカンドライフの中とはいえ、ワクワクした気分になりました。
セカンドライフでポタリングをしてもメタボ対策にはなりませんが、皆さんも是非
セカンドライフで爽快感を感じれるかも。


2008年6月11日水曜日

Youtubeが見られるテレビ「You tune」



こんばんは、Aiaiです。
家に、あるものがやって来たので模様替えをしてました。

あるものとは、D's Factoryのin WorldでYouTubeが見られるテレビ、「You tune」です!
実物を見に行ったところ、どうしても欲しくなり購入してしまいました。

これ、とっても楽しいです。
YouTubeのURLを登録することで、SLにいながら見たい動画が楽しめちゃいます。
日本語のマニュアルが同封されており、設定は難しくありません。

ちょうど、「You Tune」が気になっていたというお友達のmogmogさんと、
マシネマ(3D仮想世界を舞台にした映像作品)鑑賞会を。
SSで見ているのは、SLを舞台に創られた「漆紅-sick-chapter1-1」です。
SLで、SLを舞台にしたマシネマを見るのは、なかなか不思議な体験でした。


YouTubeには、ほんとうにさまざまなジャンルの動画が揃っていて、
忘れていた懐かしい映像にひょっこり出会ったりもし、感動してしまいます。
いろいろ検索してお気に入りを見つけたら、それをSLで楽しむというのも、
なかなか新鮮でおすすめです。

2008年6月9日月曜日

ロマンティックなブランコ


こんにちは。早朝からひと仕事してきたAiaiです。

HAPPY STYLE MALL Sokri#1Sokri#2で、アーリーサマーセール開催中ですね。
日本時間の今日、6月9日の22:59までだそうです。
こちらのモールには素敵なお店がたくさんあるのですが、
中でも、いつもうかがうのを楽しみにしているSHOPが、U&R DOGSです。
今回は、セール品の「Birdcage Swing」と「Inner Tube」を購入してきました。

早速、スカイの庭に「Birdcage Swing」を置いてみました。
鳥かごの中で、ハートのブランコが揺れるたいへんロマンティックなアイテムです。
もうヴァネッサ・パラディ気分です! シャネルのCMにそんなのありましたよね!


こちらの商品は、鳥かごとブランコがリンクされていませんので、バラバラに使うこともできます
(最初のちょっとヴァネッサなつもりのSSはブランコだけ出してみました)。
ブランコは、touchで揺れる方向を指定できるすぐれもの。
パッケージが素敵なのもうれしいです。

ほかのお店にも、お買い得なアイテムがいっぱいありました。
セールは今日が最終日ですので、お早めに出かけてみてはいかがでしょうか。

2008年6月7日土曜日

突如、出現した空中に浮遊する卵の謎!?

梅雨の谷間の束の間の晴れの日を、ダラダラ過ごしているYabushです。

気に入ったSIMには、特にイベントが行われていなくても、しばしば訪れたくなるものです。そんなお気に入りのひとつに、KIREINA RESORT「KAZEの島&SOLAの島」があります。安らげる景観とクォリティの高い建物には、いつ行っても心地よさを覚えます。それでいて、制作者の押し付けがましくない主張が感じられる。それもそのはずで、この2つのSIMを制作・運営をしているのは、アトリエテンという建築事務所でした。

そんなアトリエテンのセカンドライフにおける建築デザインの技術の高さは、建築専門誌「日経アーキテクチュア」(日経BP)が主催したデジタルデザインコンペでも認められました。アトリエテンの応募作品THE MUSEUM OF THE GLOBEが、このコンテストの総合提案部門で見事、最優秀賞を受賞したんです。

空中に浮いた卵形の未来のミュージアムを一度、実際に見てみたい。そう思っていたら、なんと設計図どおりの作品がセカンドライフ上で再現されました。

SIMを丸ごとひとつ使ってTHE MUSEUM OF THE GLOBEを再現。

アトリエテンは今、レンタル掲示板で有名なGMOティーカップ・コミュニケーション(旧ティーカップ・コミュニケーション)のセカンドライフ事業に協力しています。同社は、セカンドライフに建物や道路などを自動的に設置するツール「アイランド・ビルダー」を開発・提供しています。アトリエテンは、このアイランド・ビルダーに建築デザイン面で協力しているそうです。卵形の不思議なミュージアムTHE MUSEUM OF THE GLOBEは、GMOティーカップ・コミュニケーションが所有するBlue Ocean JP SIMに設置されています。


あの卵形の建物が今後、どう変わるのか興味津々。


悪いと思いつつ、建物のてっぺんに座ってみました。いい眺め。


隙間から、勝手に中に入ってみました。まだ建物しかありませんが、
今後、展示物も作る予定だそうです。

ミュージアムにはまだ入り口はありませんが、隙間から中に入ることができました。開放感も閉塞感もない不思議な感覚です。まるで広い宇宙ステーションにいるような気分です……って、宇宙ステーションに入ったことなんかありませんけど。ここには、空間を漂うようなエコーがかかったゆったりとしたサウンドが似合いそうです。作ってみようかな。

浮遊する建物なんて、少なくとも重力のある地球では実現できません。そんな非(超?)現実的なものもできてしまうところが、セカンドライフの面白いところです。そして、それをリアルの世界で建築デザインを仕事とするアトリエテンの人たちが、本気でデザインしたのも興味深いところです。

この未来のミュージアムは、今年7月末までの期間限定展示だそうです。興味のある人は早めにどうぞ。

■THE MUSEUM OF THE GLOBE:

[追記] 上記SLURLでテレポートに失敗した場合は、SIM名を検索してテレポートしてください。SIM名は Blue Ocean JP です。(6/10)

■KIREINA RESORT

2008年6月5日木曜日

仮想星月夜

こんにちは。面倒なお仕事が終わり、SL楽しむ気満々のAiaiです。

SLを始めて間もないころに訪れて、「SLってすごい!!」と感動した場所をご紹介します。
ゴッホの絵画を3Dで体感できる場所、Virtual Starry Nightです。


テレポートすると、目の前に「夜のカフェテラス」の光景が広がります。
「アルルの跳ね橋」を渡って美術館に入ると、70点ものゴッホの絵画が展示されており、
その中のいくつかは3Dで表現されていて、絵画の中に入ることができるのです。
「ゴーギャンの椅子」にも、「ゴッホの部屋」にも入れちゃいます!
 

「夜のカフェテラス」がある中央広場の階段を上った展望台からは、
「星月夜」(The Starry Night)の風景を眺めることができます。
どなたでも楽しめる、とても美しい場所だと思いますので、ぜひ訪れてみてください。
その際は、どうぞ深夜設定で!


こんな風に絵画の中に入れるというのは、とてもうれしく新鮮な体験で
in Worldにほかにもあったら、ぜひ出かけてみたいなあと思います。
もしあったら入りたい絵画、と考えて、なぜか真っ先に浮かんだのは
ブリューゲルの「農民の婚宴」でした。
あのお皿のプディングがおいしそうだからだと思います。

2008年6月4日水曜日

男の目から見たセカンドライフのSHOES事情

日本ではiPhoneがソフトバンクから発売されると知って、少々、複雑な気持ちのYabushです。だって、携帯はこれまでずーっとドコモでしたから。

COM LABでファッションといえば、AiaiさんかSakuraさんと相場が決まっていました。でも、たまには男のワタシにお任せください! というのも今日、とても新鮮で強烈な経験をしたからです。

新鮮かつ強烈な体験をしたのは、Stiletto Moody Shoesというお店。店名からもわかるようにクツ屋さんです。ファッションにうるさい方ならご存じだと思いますが、セカンドライフで一番の高級店だそうです。高級なだけあって、デザインがいいだけでなく、品質も高く、そのぶん値段も高い。



Stiletto Moody Shoesに行ったのは、COM LABにも何度か遊びに来たことのあるMogmogさんに誘われたから。なんでも今日、この店の新作であるグラディエーターが発売になったそうで、それを見に行こうというわけです。グラディエーター? 聞いたことのある名前だなと思ったら、2000年に公開されたアメリカ映画に『グラディエーター』というのがありましたね。ちなみに、グラディエーター(gladiator)というのは、古代ローマ時代の剣闘士のことだそうです。

話がそれましたが、グラディエーターは編み上げのサンダルで、ボーンサンダルともいうそうです。セカンドライフだけでなく、リアルでもこの夏注目のサンダルなんだとか。たぶん映画『グラディエーター』に出てくる古代ローマ時代の剣闘士からヒントを得たものじゃないかと思います。



古代ローマ時代の剣闘士そんな話題のグラディエーターを、あのStiletto Moody Shoesが今日発売するというので店内は大混雑。粘土状やミッシング状態のアバターもいます。



店に入ってまず驚いたのが、店のオススメ商品の模型が置かれていることです。新作グラディエーターの模型も置いてありました。模型と言えば実物より小さいのが普通ですが、ここの模型は実物よりかなりデカイ。細部まで見てほしいということでしょう。商品のデザインや品質に、自信があるからに違いありません。スカルプテッドプリムで作られたクツは、確かにすばらしい出来です。

次にビックリしたのがその値段。グラディエーターは、なんと1199リンデンドル! ファッション関係のなかでもクツが高いことは知っていましたが、3ケタの価格を見たのはこれがはじめてで、けっこう立派な家が買える金額です。高価なだけあって、見た目にも優雅です。でも、このサンダルには、いったいどんな服が似合うんでしょうか? 

グラディエーターには10色のカラーバリエーションがあり、1足で10色を切り替えられるタイプもあります。ちなみに、そのお値段5199リンデンドル也。

ほかのクツの値段を見てみると、平均して1000リンデンドルくらい。回りを見回すと、この店のクツを履いているアバターがたくさんいました。こんな高いものを買う人がいるんですね。ビックリ。ちなみに、Yabushが履いているクツは、25リンデンドルで買ったセットに付いていたものです……。



店には、すでにグラディエーターを履いているアバターもいました。その中の一人の名前を見たら、Stiletto Moody……ん? もしかして、この店のオーナー? 思い切って声をかけてみましたが、見事にシカトされました。当然ですよね、商品を買ったわけでもなく、ただ店内をジロジロ見てるだけなんですから。記念に、スナップショットを撮っちゃいました。

なお、Stiletto Moody Shoesでは、今日から6月7日まで一部商品が40%引きで買えます。ただし、誰でもというわけではなく、この店のグループ「Stiletto Moody Shoes」のメンバーになって、このグループをアクティブにした状態で購入した場合に限るそうです。また、40%オフの価格で購入するのではなく、いったん定価で購入すると、価格の40%が返金される仕組みになってるそうです。ということは、1000リンデンドル持ってないとダメ、ということですね。

40%オフと聞いて、一瞬、大喜びしたMogmogですが、1000リンデンドルの40%引きということは600リンデンドル。まだまだ高価であることに変わりありません。「やっぱ、無理」とうなだれていました。ま、がんばってキャンプするんですね^^。

イベントのお知らせです。

こんばんは、hisaです。

SLU(W大の学生サークル)カネヤンくんは、COM LAB予備軍ですが、K大の方がSLでは上じゃないの、頑張らないといけないねと、ハッパをかけた所、以下のイベントを実施するとの連絡がありましたので皆さんにお知らせします。
ま、気合いは分かりますが、以下の情報が不足してますよ。
やっぱり、行動力だけではね・・・。
COM LAB正式メンバーにはほど遠いかな。

①SLUのHP-URL:http://www.geocities.jp/slu_project/
②実施場所のSL-URL:SLUWasedaキャンパス(wasedaシム、ロケーションNo.[115.70.26])
③実施時間:22時〜
④講師のHPがあればリンクを
Blog:http://www.isd-r.com/mot/blog/2005/10/post_7.html
LAB:http://www.tanabe-lab.jp/page1.html

詳細は後日と言っても、URLは必要だし、時間も「予定」として入れた方が良いかな。

ここに詳細出てるじゃないですか!!http://slguide.jp/event/detail/1282


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カネヤンです。

6/9にSLU(Second Life University)講義第2弾として東工大教授の田辺孝二先生をお招きし、 「シンガポールを知ろう!!」を開講します。

そこで今回は、「Stickam」というサイトで講義の様子をライブ配信します!!

Stickamとは、一言で言えばyou tubeの生中継版、という感じです。現在日本版の登録者数は

約6万人ほどですが、今後はさらに増えていきそうです。

stickam
http://www.stickam.jp/

さらに、Stickamを運営しているE-times technologies社と直接交渉させて頂いた結果、

今回のSLU講義はStickamのトップページにて配信させて頂けることになりました!!

おそらく少なく見積もっても視聴者は100人は超えるのではないか、と期待しています笑

講義の詳細についてはまた後日お知らせします

頭の良さはK応に譲っても、行動力では負けませんよ!!笑

2008年6月2日月曜日

リンデンラボ主催ラウンドテーブル


こんばんは、hisaです。


30日(金)ジョンソン所長のはからいで、9:30〜3時間渡り行われたリンデンラボ主催のラウンドテーブルに参加させて頂きました。
フィリップさんとセカンドライフを活用し様々な取組みを行う7名との意見交換、その後、報道関係者との質疑応答、参加者全員での懇親会と、全てをお知らせするとなると、A4数ページにおよぶと思われますので、私の個人的な感想含め簡単ですがお知らせします。

1.株式会社SUN 取締役 奥井宏太郎氏
TOKYO ZERO番地の運営、携帯版セカンドライフビューアの開発・提供などの自社事業の紹介のあと、ナナ何とインターネット・ブラウザで、セカンドライフができる開発中の技術を紹介。これには、参加者の皆さんも熱心に見入っていました。
セカンドライフ・ユーザー獲得には大きな可能性を秘めたものとなる予感がしました。
SUNさんは、ユーザーが簡単にセカンドライフを経験できるビューワ(入口)の技術開発・提供に留まらず、自社でショッピングモールを運営、セカンドライフ、出展企業・商店のホームページ、SUNホームページとリンクする事で、セカンドライフを活用したeコマースを積極的に行っている企業です。
VWC2008では、TOKYO ZERO番地の親善大使として「眞鍋かをりん」を親善大使として招聘したことが発表されました。ブログの女王から、セカンドライフの女王なって欲しいですね。
※ラウンドテーブル終了後、勇気を出してSUNの方にブラウザ・ビューアを是非使ってみたいと言ったところ、後日、情報を提供すると言って頂きました。これについては、またレポートしますね。


2.株式会社メタバーズ 代表取締役 島谷直芳氏
ソラマメの紹介とその利用実績について紹介され、その実績には少々驚きました。現在5万人のユーザー
が毎日1000件以上のブログ記事を投稿し、月間ユニークユーザー約18万人、月間約1500万ページビューの実績には、驚きました。
また、ユーザー視点での技術開発とクウォリティーについて自社の取組みを紹介し、ナチュラムシムでの魚釣りゲームを紹介。
フィリップさんには結構うけており、オブジェクトを含めたシムの完成度の高さにはフィリップさんも感心されていた様子でした。

島谷さんはフィリップに対し、1000mのアバターや1mmのアバターが作れるような大きさの自由度や外部とも自由に連携が可能となうるようAPIを増やして欲しいとの要望を伝えておられました。







3.内閣府 参事官 鳥巣英司氏
今年始めに行われた、セカンドライフと現実社会とで行われた防災イベントの事例を紹介し、今後は町並みをセカンドライフ内に制作し、バーチャル避難訓練などを行えれば、防災の啓蒙活動・防止意識の向上に繋がり、避難場所・経路の認知向上に繋がるのではと考えているなど、政府や自治体のセカンドライフの取組みの可能性について紹介されました。
個人的には、このような政府の取組みが増す事で、一般の方々にあまり見て頂けなかった政府系のホームページなども、セカンドライフを活用する事で、一般との接触機会が増し、今までより高い認知を図れるのではないだろうかと思いました。
地震をはじめとする災害は、我々にとっても他人事ではありませんので、内閣府の取組みが一層広がって行く事を期待しますね。





4.アーティスト はたけ

セカンドライフでの音楽ビジネスの可能性について紹介がありました。
バンドの結成・活動やセカンドライフ内アーティストの音楽を流すラジオ局「ソラリ」、CDショップ「タマーレコード」など、セカンドライフでの音楽ビジネスの可能性についてお話しされました。 (タマーレコードは、Tower Recordの「w」を「m」に変えたのだと紹介され、場を和ませていました。)
セカンドライフ内でロックバンドを組む方も同行されており、はたけさんが「彼は現実社会では普通の会社員。しかし、セカンドライフでは世界的ロックバンドメンバー」と紹介され、セカンドライフで自身の夢をかなえた方を嬉しそうに紹介されていたことが印象的でした。

5.慶應義塾大学 理工学部生命情報学科 専任講師 牛場潤一氏

ブレイン・コントロール・インターフェース」という、脳波でアバターを動かす技術研究を紹介されました。 身体の不自由な方のコミュニケーションツールとしての可能性についての研究で、実際の映像も紹介されていました。 また、指一本の動きでアバターを動かす事の出来るマウスの試作品を紹介され、これには会場の皆さん興味津津でした。
事例紹介の後、フィリップ氏より一度米国に来て下さいとの誘いを受けておられました。
教育や社会貢献に関わる事例にはリンデンラボ社として強い興味を持っていると聞いていましたが、それが確かである事を実感しました
(ここでCOM LAB NEWS:ジョンソン所長曰く、所長のアバターモデルは、牛場先生らしいですよ。)

6.日本テレビ 技術統括局技術戦略センター技術開発部 安藤聖秦氏
インターネットしながらテレビを見ている方は多いようだが、仮想空間のユーザーは同時にテレビを見る人は非常に少ない。それはコミュニケーションの形態が現実社会に近いため、それに集中するからとのことでした。テレビ局としては問題ですよね。
確かにクイズ番組をやっているとき、「瞬ワード」は、それに関する言葉が上位に上がってきますよね。
そこで、セカンドライフの中でテレビを見てもらおうと、COM LABでも使わせて頂いている日テレテレビの無料配布を行ったようですね。 最初のテストとして、ニュースをリアルタイムで流す事から始めたそうです。またセカンドライフ内で制作されている「デジタルの根性」を紹介をされ、出演者が世界のどこにいても、PCとブロードバンドがあれば、番組に出演が可能で、コスト面でも低く抑えられるので、今後の番組づくりの一手段としては有効と考えてるとの事でした。
実際に司会の一人が、休暇でハワイにおられ、そこから番組出演を行った事例を紹介されていました。

7.株式会社マグスル 代表取締役 新谷卓也氏
日本で最大のセカンドライフ・プロバイダーとして常に注目されているマグスルさん、セカンドライフに企業・個人ユーザーをバランスよく集める事が重要で、そのための取組みについて紹介されました。
企 業参入支援、ユーザー集客とコミュニティーの育成を軸として、それぞれの目的達成のためのツールを開発し、双方の満足度を高め、企業と一般ユーザーが互い に目的を達成できる環境やサービスを提供しているとのこと、言われれば確かにマグスルさんの今までの活動を考えると新谷さんが言われる通りだなと関心した 次第です。

今回行われたラウンドテーブルは3時間を超えるものでしたが、退屈する事なくCOM LAB研究員として、有意義な時間を過ごせました。
印象的だったのは、休憩時間や懇親会の時に、リンデンラボの皆さん、参加者、報道関係の方々が、和やかな雰囲気で活発な意見交換を行っておられたのが印象的でした。
また、報道関係者の方々が今回のラウンドテーブル参加により、セカンドライフに対する認知を深め、幅の広い報道をして頂けるのではないかとも感じました。
フィリップさんの講演とラウンドテーブルに参加させて頂き、フィリップさんが日本のセカンドライフの現状を十分に理解頂いた2日間であったのでないかと思います。 ラウンドテーブルでのフィリップさんの反応やコメントでも十分感じ取れました。
リアル社会で定期的に行う事は難しいと思いますので、今回のラウンドテーブルのような会が、セカンドライフ内で定期的に開催される事を願いたいですね。

だって、セカンドライフはさまざまなコミュニケーション形態を可能とし、何と言ってもリアルタイム・コミュニケーションを可能とした事が、セカンドライフのみならず、他の仮想空間の大きな特徴ですから、それらを最大限に生かして欲しいですね。

次は、個人やグループでさまざまな創造活動や社会貢献活動を行っておられる方を集めた、セカンドライフ文化祭を開催し、フィリップさんにも出席頂きたいですね。
日本人特有の感性や職人気質が、セカンドライフ発展に大きく寄与できる事を、是非とも見て頂きたいものです。

2008年6月1日日曜日

VWCE フィリップ会長追っかけレポートその2

フィリップ会長、渋谷BarTubeへ
午後6時過ぎに始まったユーザーパーティは8時半に終了。フィリップ会長、朝から晩までご苦労さまでした。と、言いたいところですが、フィリップ氏の今日の予定はまだ続きます。リンデンラボ社幹部の来日の際の恒例ともなったBarTube訪問です。BarTubeでは毎週木曜日夜にセカンドライフナイトが開かれ、それこそ日本中から集まったセカンドライフユーザーのオフ会が深夜まで続きます。

フィリップ氏は夕食をすませたあと、午後9時半過ぎにBarTubeに姿を見せました。ちなみにこの日の夕食は、寿司でも天ぷらでもなく、Freshness Burgerだったとか。案外、質素なんですね。

BarTubeに到着したフィリップ氏はまず、これもリンデンラボ社幹部来日の際の恒例となったトイレのドアへのサイン。ここで大撮影大会が始まりました。Yabushもカメラを構えたものの、トイレからは慣れた場所にいたため、写っていたのは観客の後ろ姿のみ……。情けないったら、ありゃしない。

BarTubeの常連のひとりに、Komuso Tokugawa (アバター名)がいます。Komusoさんは、東京在住のオーストラリア人で、セカンドライフでも有数のブルースプレイヤー。彼がライブを開くと、SIMに入れない人がいるほど欧米では人気者です。この日、KomusoはVWCEに行ったあとBarTubeへ。彼のブログにトイレにサインをするフィリップ氏の写真が載っていたので、そちらをご覧ください^^;;。

ここでも握手、撮影、名刺交換攻めのフィリップ氏。それでも嫌な顔ひとつせず、終始にこやかに対応していたのはさすがです。その笑顔もわざとらしくなく、本心から喜んでいるように見えました。

握手、撮影、名刺交換のあとはフィリップ氏のあいさつ。基調講演と同じように、3Dグラフィックスで展開されるバーチャルワールドとウェブの違い、今後の展望を分かりやすい英語で話してくれました。日本訪問は、リアルネットワークス社に在籍していた10年前に続き、今回が二度目。日本を気に入ってくれているだけでなく、日本人セカンドライフユーザ—の熱心さや日本人クリエイターの優秀さに注目しているそうです。

ところで、フィリップ氏が基調講演でも話をしていた、桃源郷SIMで翻訳機を介して会話した日本人はいったい誰だと思いますか? あのLINZOO Ringoさんなんだそうです。VWCE会場で会ったLINZOOさんに聞いてみたら、本人もそのことを覚えているそうです。

「日本には、またすぐに戻って来ますよ!」とあいさつをしめくくったフィリップ氏に、当日の客は皆、感激していたようです。彼のその言葉は、単なるリップサービスではなく、本気で言っていると感じさせる何かがありました。この日、フィリップ氏のスピーチを聞いた日本人ユーザーやセカンドライフ関係者は、「これからも頑張ろう」と勇気づけられたに違いありません。もちろん、Yabushもそのひとりです。



さて、フィリップ氏はBarTubeのPCからセカンドライフにログインしたり、店に置いてあるギターを弾いたりと、とても楽しそうに見えました。それを見ていた客たちも、大喜びだったのはもちろんです。ちなみに、フィリップ氏が操作していたPC画面の右上を見たら、リンデンドルの所持金額は6ケタでした。かなりお金持ち。いったいどんなことに使うんでしょう?

この日、前にも出て来たKomusoさん(ブルースハープ)、BarTubeオーナーの神田さん(ベース)、インプレスR&D発行のセカンドライフマガジン編集部、林さん(ドラム)とフィリップ氏のセッションが聴けるはずでしたが、ギターがチューニングできずに断念。残念でした。

5月27日(火)午後に来日し、28日(水)はVWCEの打ち合わせやインタビュー、29日(木)はVWCEの基調講演、ユーザーパーティ、そして30日(金)は午前中にPRイベントに出席し、そのあとすぐに成田へ。そんな過密スケジュールで、観光する暇も、秋葉原へ立ち寄る時間もなかったそうです。かなり疲労もたまっていたと思います。にもかかわらず、終始にこやかだったフィリップ氏。次回は是非、もう少し余裕のあるスケジュールで来日してほしいものです。



最後に、フィリップ氏の服装について——。彼にとって、ジャケットとその下に白いシャツを着るのは正装なんだとか。日本滞在中に着ていたジャケットは、「時間がなかったから、30分で見つけた」もので、デザインしたのは日本人だそうです。さり気なく手のひらと目をデザインしたセカンドライフのトレードマークが入ったペンダントを付けているのが、またオシャレですね。

VWCE フィリップ会長追っかけレポートその1

バーチャルワールドカンファレンス&エキスポ2008(VWCE)を真剣に見学するつもりが、リンデンラボ社フィリップ会長の追っかけになってしまったYabushです。

VWCE2008バーチャル会場
リアル会場へCOM LABのジョンソン所長とhisaさんの3人で行ったため、バーチャル会場へは行けずじまい。代わりに、Aiaiさんに行ってもらいました。もうひとり、相棒のHananaも行ってくれました。下は、そのとき撮ったスナップショットです。



これは、フィリップ氏に続く、2番手のIBM副社長ポール・レダック氏の基調講演の模様です。ストリーミングが不調だったようで、音が聞こえなかったり、スクリーンの一部が見えなかったりしたようですが、参加者は熱心に講演を聞いていたそうです。

VWCE、ブース巡りのフィリップ氏
さて、基調講演が終わったフィリップ氏は、疲れた様子も見せず、日本担当の土居氏と共にブースを見て回っていました。写真を撮る人、握手を求める人、名刺交換する人……、フィリップ氏の行くところは、常に黒山の人だかりでした。彼はまさしく、セカンドライフ界、いやバーチャルワールド界のカリスマですね。



どのブースも熱心に見ていたフィリップ氏ですが、特に興味深そうだったのが、神奈川工科大学&トライバースで展示されていた3面ディスプレイの立体映像、ハイビジョン以上に高精細な4000万ピクセルの液晶ディスプレイ(東芝ライテック社製)や、株式会社サイメン&Masterpiece製作委員会が展示していたアバターのフィギュア作成システムです。目尻を下げてニコニコしながら眺めていたのが、印象的でした。この笑顔! 彼と会った多くの女性が、「カッコいい」と言っていたのもうなずけます。


VWCEの会場は多くの人の熱気で相当に蒸し暑くなっていたせいか、ブースをひと回りしたフィリップ氏は、喉をうるおそうとビールを飲みに行ったようです。しかし、ほんの30分ほど休憩した彼は、会場へ戻って来ました。ユーザーパーティに出席するためです。

ユーザーパーティでも大人気のフィリップ会長
ユーザーパーティは、セカンドライフのほかViZiMOntomodaletto worldなど6つの仮想世界を回って得点を競うVWCup スタンプラリー選手権2008の結果発表や、セカンドライフ内のエンターテインメントラジオ番組「ソラりゅう」のパーソナリティを務めるSolaryさんとRyunosukeさんの2人が登場した公開番組風のコーナーがあったり、リアル、バーチャル両会場同時に参加者全員でクラッカーを鳴らしたり、盛りだくさんの内容でした。でも、ここでも一番人気はフィリップ会長。ステージの様子を見る暇もないほど、彼は握手、名刺交換、写真撮影と大忙しでした。



ユーザーパーティのバーチャル会場を盛り上げたRyunosukeさん
ユーザーパーティのバーチャル会場にも顔を出したHananaによれば、参加者はリアル会場で何が起きているのかわからず、最初は戸惑い気味だったようです。なにしろバーチャル会場のスクリーンに映し出されたのは、リアル会場のテーブルに置かれていた唐揚げ! 「こっちにも唐揚げがほしいよ〜!」「腹減ったぁ〜」の声があがったそうです。

そこで大活躍だったのが、セカンドライフにログインしていたRyunosukeさんでした。機転を利かせて、たまたま持ち物の中にあった肉の塊をバーチャル会場の参加者に配り、リアル会場の様子をチャットで伝えたところバーチャル会場の空気は一変し、和やかな雰囲気になったそうです。

セカンドライフの中で食べ物をもらったところで、実際に食べられるわけでも、食欲が満たされるわけでもありません。セカンドライフの経験がない人には理解できないかもしれませんが、面白いことに飲み物や食べ物の効果は予想外に大きいもので、不思議なことに飲んだ気分、食べた気分になるものです。リアル、バーチャルの2つの会場でイベントを開くときには、バーチャル会場にも飲食物を用意する。案外、これはイベント成功の秘訣かもしれません。



リアル会場がひと際盛り上がったのは、フィリップ会長への質問コーナーです。リアル、バーチャル両会場からの質問で特に興味深かったのが、「はじめてセカンドライフで作ったのは何ですか?」という質問。どこかに風鈴と書いてあったのを読んだ記憶がありましたが、なんとポップガン(Popgun)だそうです。ポップガンはセカンドライフ・ユーザーなら誰でも持っているもので、Inventory - Library - Objectsの中にあります。皆さん、これを機会に、ポップガンで遊んでみませんか? ちなみに同じ場所にあるパーティハット(Party Hat)も、フィリップ氏の作品でした。

(VWCE2008 フィリップ会長追っかけレポートその2へ続く)